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過去最多の参加人数! 「PIXTA CAMP 2018」開催!

 2018年10月26日に、東京駅近くの会議室で「PIXTA CAMP 2018」が行われました。今年も各拠点からメンバーが集結し、海外メンバー含め総勢92名での開催となりました。本記事では、「PIXTA CAMP 2018」の様子をお伝えします。

PIXTA CAMP開催の目的

 今年で2年目*の開催となったPIXTA CAMPですが、開催の目的は、その時の会社の状況や、抱えている課題によって変わります。今回の目的は2つ。

*それまでは、泊りがけの合宿を行なっておりました。様々な勤務形態のメンバーが増え、泊まり開催が困難になったため、2年前より一日完結型に変わりました!

  • ピクスタグループ全体への理解の解像度を上げる

  • ピクスタグループで働く仲間の顔が見えて、想いに触れる

 おかげさまでピクスタは、国内メンバー・海外メンバー共に、新しいメンバーが増え続けています。
 ですが、会社の規模が大きくなってくると、
「業務上関わりのないメンバーの、顔と名前が一致しない」
「あの人って普段、どういう仕事をしているんだろう?」
「あの部署って普段どんなことやっているの?」
という状況も増えるのではないでしょうか。

 グループの全体像が見えない。ピクスタにはこのような課題感があったことから、同じ会社で働く仲間への理解を深めること、お互いの想いに触れることをCAMPのゴールとしました。

▼「PIXTA CAMP 2017」の記事はこちら 

「100人、まとめて大交流」!?

 朝10時、CAMP会場に、各拠点から約100名のメンバーが集結しました。 最初に用意されたアイスブレイクは、「100人、まとめて大交流」です。20分間で、1人でも多くの、普段関わりのないメンバーと自己紹介を交わそう! という内容です。メンバーが能動的に動かなければ成り立たないプログラムですが、メンバーひとりひとりが積極的に相手を探して、自己紹介を行っていました。

素晴らしい笑顔! なんの話で盛り上がったのでしょうか。

「拠点が離れていて、まだ直接話したことがなかったから」
「仕事の関わりはあるけれど、プライベートの話は聞いたことがなかったから」
と、普段直接話すことができない海外メンバーとの交流も生まれ、20分間があっという間に終了。朝一の、良いウォーミングアップとなりました。

海外メンバーも積極的に自己紹介をしてくれました!
「改めまして、よろしくお願いします!」

 キャッチコピーを考えよう!

 続いて、各機能(部署、拠点)についての解像度を上げていきます。 当日部署横断でランダム編成された即席の班で、各部署のキャッチコピーを考えるというのが今回のお題。各部署・拠点から発表される約5分のプレゼンを聞いて、5分で考案、5分で各班発表という、タイトなスケジュールを全17機能分回します。

 機能毎のプレゼンでは、改めて、その部署や拠点のメンバー構成や、業務内容、目標などを知ることができました。

 プレゼンを受けて、キャッチコピーを考え中。当日のグループも、普段の業務上、なかなか関わることが無いメンバー同士で構成されています。チームワークが試されますよー!

 発表されたキャッチコピーは、ユーモア溢れるものがたくさんありました。中には、「タイストック市場のパイオニアになりタイ!」(タイチームへのキャッチコピー)とダジャレを交えるチームもちらほら。(笑)

 全17機能分終えるまでに要した時間は、なんと4時間15分! キャッチコピーを考えるのって、結構頭を使うんですよね。疲労を感じつつも、やりきりました! 

事業責任者の想いに触れる

 CAMP後半は、パネルディスカッションを行いました。まずはピクスタグループの事業責任者たちに、事業づくりの想いや、将来への展望をテーマに語って頂きました。

mecelo事業責任者の宮前(左)とTopic Images Inc.代表の金(右)
fotowa事業部部長の李(左)とグロース推進部部長の椙浦(右)
snapmart事業責任者の岡

ーーどうしてピクスタで働いているんですか?

岡:やりたいことを自己申告したらやれる、チャレンジさせてくれる環境があるのが魅力的だった。

椙浦:ピクスタの理念・ビジョン・ウェイに共感して入社した。もしかしたら世界一になれるかも! というステージが凄く魅力に感じて、働いている。

李:前職退職後、会社を作ったが全然うまく行かなかった。失敗した悔しさもあったが、「もう一度学び直したい」という想いもあり、転職先は、経営陣が近くにいること・新しいことにチャレンジできること、を条件に探し、ピクスタに出会った。

ーー担当事業で「これだけは成し遂げたい!」ことを教えてください。

椙浦:「世界一」は通過点。先行しているサービスで、そこを通過してあげて、他の事業の成功例になりたい。他のサービスに、どんどん繋がるといいと思う。

岡:メンバーが可能性を最大限発揮できる状況を作りたい。また、「SNSはスナップマート」と言われるようになりたい。海外進出した多くの日本企業が失敗してる中で、地道にローカライズしながら、韓国でどこまでやれるかやってみたい。これからいろんなことにチャレンジできると思う。

李:fotowaのビジョンである、「出張撮影の代名詞になる」は絶対に成し遂げたい。再現可能な成功パターンをfotowaで最初に作って、今後、会社が何か新規事業を行う時に、「fotowaで成功したじゃん!」と背中を押してあげられるようになりたい。

ーー責任者としての自分の強みは? どうやってステップアップしていったのですか?

金:人それぞれだと思うが、僕は「こうなりたい」というゴールから逆算して、キャリアを形成した。やりたいことをやるにはそれが一番早い。もちろんその通り進まないことも多いけど、そこに向かうための推進力が、自然と生まれるのかなと思う。

椙浦:「ゴールどうしたいんだっけ?」と自分に問えるようになったのが強み。辛い時にそこに立ち返って、奮起できるようになった。ステップアップについては、思い返すと、20代の頃にがむしゃらに働いたと思う。体力があったあの頃に、色々と吸収できたのはよかったと思う。

李:好奇心旺盛で、昔から本を読むのも好きだし、役立ちそうな内容はすぐ試したくなる。そういうのがステップアップに繋がったのかなと思う。


  事業責任者たちの過去の経験、失敗、またピクスタでのステップアップの話など、普段なかなか聞くことのできない話に、メンバーは真剣に耳を傾けていました。 

役員の素顔

  CAMPの最後は、役員たちの知られざる素顔に迫りました。

<パネラー>
代表取締役:古俣
取締役:内田、恩田、遠藤
<モデレーター>
監査役:大野

 ーーぶっちゃけ、お互いについてどう思ってますか?

古俣:役員4人ともすごく偏ってます。一番偏っているのは恩田さんかなぁ。何もない廊下でつまずいたり、びっくりするような誤字があったり。ただ、天才的に仕事ができる人。

遠藤:古俣さんは、知り合って18年と長い。昔は面倒くさがり、人前で話すのも苦手だったイメージだが、今ではその逆で、人前で話す姿も見ていても「中小企業の社長」から「上場企業の社長」へ変化していったと感じている。

「飲みに行って、一番波長が会うのは遠藤さん」と話す内田。

 ーーピクスタグループの変わっていくと思うところ、変えずに守り続けたいところは?

内田:互いの意思を尊重し合う文化を守りたい。

恩田:こんな私でも受け入れてくれる会社だから(笑)、これからもいろんな人を受け入れられる、良い会社であったら良いと思う。

遠藤:みんなが働きたいと思える会社であり続けたい。今後ハード面は変わると思うけど、ソフト面(文化)は変えたくない。

古俣:先ほど事業責任者から話があったが、考え方を聞いて、凄く心強いと思った。若手にもどんどんそういう人が増えていったらいいと思う。変わってほしくないところはフラットな文化。昨日メンバーと居酒屋に行ったけど、注文パネルに近かったので、みんなの料理を自分が注文してた。(笑)そっちの方が自分にとっても居心地が良いから、変わってほしくない。

 ーーこれからのピクスタグループで活躍する人材とは?

恩田:個人的には、会社で期待されるために頑張る必要はないと思う。「自分のために頑張る」が「会社のベクトルに合う」のが一番活躍できると思う。あとは、自分に向いているものを、早く見つけられたら良いと思う。

内田:事業責任者のタイプもみんな違うし、やる気があれば、いろんな人が活躍できる会社。共通項は理念・ビジョン・ウェイだと思う。

古俣:能力も大事だけど、結局は、自分の意志を持っていることが強い。今の持ち場の中で、「こうしたい」という意志を全てのメンバーに持ってほしい。あと、やりたいことをやる上では、周りからの信頼も大事。日頃の行動・成果・姿勢が信頼につながると思う。

古俣「『こうしたい』という意志を、周りの上司に伝えてほしい。」

 役員自身が、ピクスタグループの文化と、メンバーのやる気や意思を尊重している。そんな想いが伝わるパネルディスカッションでした。

CAMPを終えて

 CAMPの感想をメンバーに聞きました。

「同じグループの仲間が、普段どんな仕事をしているのか、何を目指しているのかが明確になった。」
「普段見えない役員の関係性や事業部長の考え方などへの理解が深まった。」
「他部署、多拠点を自分事に落とし込めるプログラムだった。」

 一日のゴールとしていた、
「ピクスタグループ全体への解像度を上げる」
「仲間の顔が見えて、想いに触れる」
は、達成できたのではないでしょうか。

 PIXTA CAMPは、普段の業務から離れ、国内・海外のピクスタグループのメンバーが、一同に会する大イベントです。今回のイベントを通して、メンバーがこれからどのように変化していくのか、自分自身も含めて変わっていけるのが楽しみです。「PIXTA CAMP2019」もお楽しみに!

 

(執筆:戦略人事部 細谷圭野 撮影:コンテンツ本部CPG 矢島聖也)