PIXTAが機械学習?アノテーション?を徹底解説!
「機械学習用画像・動画データ提供」の専用noteはじめました。
「ピクスタの◯◯です」と企業の方々と名刺交換すると、ありがたいことに「ああ、写真の! うちでも使ってます〜」と、多々言ってもらえて嬉しい限りです。
Webサイトや広告や資料に挿入するイメージカットに使っていただくことも多いので、デザイナーさんはもちろん、マーケターさんや営業さん、広報さんなどを中心に、おかげさまで「写真の会社」「画像素材の会社」として認識されております。(ご利用ありがとうございます!)
そのPIXTAが「機械学習用画像・動画データ提供」の専用noteを開始しました。
え? キカイガクシュウヨウ?
どういうこと? なんでPIXTAが??
という方のために、機械学習用画像・動画データサービスとは何か、PIXTAがはじめた経緯や、今回ご紹介する専用noteのことまで、ご紹介します!
PIXTAの「機械学習用画像・動画データ提供サービス」とは?
そもそも機械学習とは、簡単に言うと「機械」がデータからパターンを見つけて「学習」することです。昨今流行りの「AI(人工知能)」を開発するための工程のひとつです。
私たち人間が赤ちゃんのときから、色々なものを見て触れて「学習」して、この世界の様々なことを認識し、判断・予測をしていくように、AIにも様々なことを「学習」させるのです。
画像認識・解析AIの性能を向上するためには、何万もの学習データ、つまり、大量の画像データが必要になります。
そこで、大量の画像素材を取り扱っているPIXTAが機械学習用に画像・動画データを提供することにしたのです。
詳しくは、ぜひこちらの記事をご覧ください。
なんで素材屋のPIXTAが?
PIXTAが日本発デジタル素材のマーケットプレイスとしてサービスを開始して以来10年以上。
取り扱い素材数8,960万点以上(2023年11月現在)
圧倒的な日本人・日本関連コンテンツ量
商用利用可能な画像群
という強みがあります。
一方、AI開発現場では、学習用の画像データを自社で確保するのが難しいという悩みがありました。オープンデータではなかなか日本市場に合う画像が集まらないし、いざ製品化しようと思えば、画像の権利も心配。それをクリアして何万点も自社で用意するのは至難の業です。
でも商用利用可能で、日本市場に合う画像を大量に保有しているところが、機械学習用にデータを提供できれば、問題は一気に解決するのでは……?
ということで、日本最大級のストックフォト会社であるPIXTAが、機械学習用の画像データを提供するサービスを始めることにしたのです。
とはいえ、学習データは画像があればいいというわけでもありません。画像に写っているものに「これは人間」「これは車」など、識別したい情報もセットで付与(アノテーション)しなければ、AIは学習できません。
しかし、それもPIXTAならお安い御用です!
もともとストックフォトは、ストックされた画像群の中からお目当ての画像素材を探せるように、各画像に情報がつけられています。
しかも、このタグ情報を自動付与したり、肖像権審査を効率化したり、類似画像を検索できるようにしたりと、実はPIXTA内でも様々な機械学習に取り組み、反映させてきているのです。そのPIXTAのAI開発チームの知見を活かした「アノテーション部門」も2023年1月に発足。
大量の画像・動画素材から必要なものを抽出したり、アノテーションを行う仕組みを支える開発チームのナレッジと、画像内の情報を1点1点確認して作業できる審査チームのナレッジの双璧に支えられた質の高いアノテーションの提供が可能になりました。
これにより学習に必要な画像データの収集からアノテーション付与まで、まるっと品質高く請け負えるようになり、画像認識AI開発の最強サポーター・PIXTAが誕生したわけです。
教師データの作成、検証データの収集作業ならPIXTA機械学習にお任せあれ!
機械学習データサービス担当がnoteを開設した理由
実はこの『機械学習用画像・動画データ提供サービス』、2018年に開始しています。
PIXTAのことはよく知られていても、PIXTAが機械学習用の画像データ提供サービスを展開していることを、この記事を見るまで知らなかったという方も多くいらっしゃると思います。
そこで、私たちのサービスや取り組みを少しでも多くの方に知っていただこうと考え、noteを開設しました。
公式note開設するにあたっての想いを書きました!
こんなコンテンツがあります
機械学習データサービスについての情報や、サービスのお知らせ、事例紹介などを記事にしています。
ストックフォトサービスとAI分野のアノテーション、繋がりがなさそうですが、実はストックフォトサービスのPIXTAだからこそ提供できるのです。
PIXTAの機械学習用データサービスを使った、手間と費用を抑えて効率よくデータを入手する方法をご紹介!
自分の研究開発に使える画像データはあるのか?ということが気になる方は、事例紹介記事がオススメです。
今後も随時更新するので、お楽しみに!
ストックフォトのニーズは高い!
こういったストックフォトの使い方、意外だったという方もいらっしゃるのでは?
Webコンテンツや広告、各種資料で使用できるだけでなく、今回ご紹介した、AI開発現場など幅広いニーズがあって、ストックフォトは奥が深くてとても面白いサービスなのです!
少しでも、PIXTAの機械学習データサービスに興味をお持ちになったら、ぜひ「PIXTAの機械学習サービス公式note」のフォローをお願いいたします!
記事への「スキ」も嬉しいです!
PIXTAの機械学習データサービスのご利用にご興味がおありの場合には、お気軽に下記までお問い合わせください!
▼お問い合わせはコチラから。
(執筆編集:ピクスタ+編集部)