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持続的な再成長へと踏み出す2025年に
2025年は、創業から20年、上場してから10年という節目の年。
昨年を振り返りつつ、2025年の展望をどのように考えているのか、ピクスタの代表・古俣が語ります。
2025年の成長を確かなものに
2025年は、ピクスタが「持続的な再成長に踏み出す年」にしたいと思っています。昨年の終わりにかけて見えてきた継続的な事業拡大を望める状況を、確かなものにしたいと思っています。
2024年は「再成長への挑戦」「ビジュアルプラットフォームへの進化」を掲げ、様々な取り組みを行いました。
PIXTA事業の顧客基盤を活かした新たなサービス展開、AIを活用した機能リリース、そして3.3億円の大型案件の受注など、多くの成果を上げることができました。おかげで、過去最高の売上・利益を計上できる見通しです。
また、PIXTAオンデマンド、PIXTAカスタム、fotowaといった撮影事業が、それぞれサービスのポジショニングや強みを磨き続け、それが顧客にも伝わり、後半にかけて順調に売上・案件ともに伸長させることができました。
しかし、大型案件を除くと、まだ持続的な成長を確信できる状況ではありません。 だからこそ、2024年の終わりにかけて見えた、各事業における継続的な成長の兆しを、2025年は確かなものにする必要があると感じています。
未来を見据えた具体的な戦略
2025年は、以下の3点に重点的に取り組みます。
fotowa事業のサービス改革
9年間の実績を基に、顧客獲得と家族単位のLTV増を目指したサービス改革を実施します。大きな期待を持ってスタートしたfotowa事業を、その期待に見合う大きな成長のための新たな一歩を踏み出していきます。
機械学習データ提供サービスの進化
これまでの学習用データ提供に加え、PIXTA以外のデータセットも提供するライセンシングプラットフォームへと進化させます。将来的には、機械学習のワークフローにおける様々な課題を解決するサービスへと発展させていきます。
PIXTAストックフォト事業のてこ入れ
コンテンツとUI/UXを改善し、ゆるやかな減少傾向にあるストックフォト事業の収益維持に努めてまいります。
規模が大きいため、減少ペースが緩まれば業績貢献が大きい事業です。
昨年の大型案件はあくまで単発として発生したものです。もちろん、今後も規模は違えど同様の大口案件を獲得すべく努力は続けていきますが、あくまでもプラスオンという位置づけです。
当社が得意とする、プラットフォーム事業として持続的に積み上がっていく収益構造を、撮影事業でもつくっていければと思っています。
新しい景色を目指して
年末には持続的な再成長フェーズに入り、新たな景色を見られる状況にしたいと思います。
すでにその兆しは見えています。
持続的な成長を確立できるよう今年も、メンバー一丸となって取り組んでまいりますので、引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。