ピクスタ事業統括が見る2018年下半期注目のガジェット3選
日頃から、最新のWebサービスやアプリ、ガジェットにアンテナ張り巡らしているピクスタの事業を統括するプラットフォーム本部長兼取締役の遠藤が、2018年下半期に注目しているガジェットを紹介。
自身が実際に利用して感じた注目ポイントを解説します!
Oculus Go
Oculus Goは、Facebook社が2014年に買収したOculus社が今年5月に発売した、一体型VRヘッドセットです。パソコンやスマートフォンに接続せずに利用することができます。
本格的なVR体験ができるスペックを備えているにもかかわらず、2万円台で購入でき、非常に注目を集めました。
はじめて装着した際は、強い没入感と、自身がどこにいるのかよくわからなくなる感覚が、とても衝撃的でした。まだまだ課題は多いものの、是非一度経験をしてほしいと多くの方に伝えたいです。
VRヘッドセットの普及は、まだアーリーアダプターへの導入期であると考えていますが、今後新たな閲覧デバイスとして受け入れられていく可能性を感じています。
360度写真や360度動画の素材に対する需要が高まる未来もそう遠くないでしょう。
HUAWEI P20 Pro
HUAWEI P20 Proは、中国のスマートフォンメーカー、ファーウェイ社のフラッグシップモデルです。デュアルカメラを搭載したスマートフォンは各社発売していますが、スマートフォンでは世界初となるトリプルカメラを搭載しています。
ピクスタは、5つの海外拠点(韓国、台湾、ベトナム、タイ、シンガポール)がありますので、拠点訪問の海外出張用に購入しました。
注目は、トリプルカメラ+AIです。
階調識別用モノクロセンサーとカラーセンサーのカメラで撮影した画像を合成することにより、ハッキリと色鮮やかな写真に仕上げ、ズーム時には望遠レンズのカメラを使うことにより、画質劣化を抑えた写真を撮影することができます。
それだけでなく、AIでシーンを判別し、最適な明るさや絞りなど様々な設定を自動で行ってくれます。 こういったスマホ写真の進化が、当社のグループ会社であるSnapmartに投稿される写真のクオリティアップに貢献してくれるでしょう。
Amazon Echo(スマートスピーカー)
Amazon Echoは、音声だけでリモート操作できるスマートスピーカーです。テレビCMをご覧になった方も多いかと思います。
GoogleからはGoogle Home、LineからはClovaと、リビングでのポールポジションを獲得すべく、各社がしのぎを削っています。
一般発売されたのは4月ですので、我が家でもしばらく利用していますが、実際のところ、音楽の再生、天気やニュースの読み上げ、タイマーの利用程度にしかまだ使えてないです。
しかしながら、自宅でEchoを利用するようになった結果、不思議とiPhoneのSiriの利用へも躊躇がなくなってきました。音声での操作がじわじわと一般化してきています。
スマートスピーカーが普及した次には、音声広告が普及してくると予測しています。音声広告には、音楽素材が必要となってきますので、PIXTA音楽素材の出番となります。
まとめ
PIXTAは、デジタル一眼レフカメラの一般への普及と、インターネット回線のブロードバンド化によって、実現可能となったサービスです。
このように、デバイスの革新と環境の変化が、我々自身のビジネスを脅かすことにもなりますし、新たな市場を切り開くきっかけになると考えています。
という大義のもと、引き続き大好きなガジェットを楽しんでいきたいと思います。
(執筆/ガジェット撮影:取締役 兼 プラットフォーム本部長 遠藤健治|人物撮影:fotowaフォトグラファー林 直幸)