【オンライン面接のコツ12選】人事総務部長に聞いてみた! 面接で見ているポイントとは
今ではすっかり主流となってきたオンライン面接。最終面接は対面でも、一次面接はオンラインで、という企業も増えてきました。
オンライン面接は移動時間が発生しないので、時間の融通がききやすく気軽に参加できる一方で、対面での面接とは異なる部分に気をつけなければなりません。
今回は、オンライン面接を勝ち抜くためのコツや、実はこんなところを見ている! というポイントを、全社でフルリモートワーク実施中で採用面接もほぼオンラインで行っているピクスタの人事総務部長・竹内に聞いてみました!
事前準備〜面接時までの4つの観点でポイントをお届けします!
事前準備編
1.インターネットの接続状況チェック
当たり前かのように思えますが、意外と多い接続トラブル。
接続不調で落ちてしまったりすると、それだけでも印象を落としかねないので注意。
事前チェックで接続不良がどうしても改善しない場合は、面接前にメールで不調の旨を伝えておきましょう。
2.Web会議ツールのカメラ・マイクテストは綿密に!
オンライン面接では、画面上に映る情報が全て。少しでも好印象を与えられるように対策しましょう!
明るさは問題ないか? 顔が暗く映っていないか?
カメラの位置は自分の目線と同じくらいの高さになっているか?
イヤホンマイクの接続は問題ないか?(音声トラブル、意外と多いです!)
カメラの画角は、なるべく顔だけでなく、少し引いて肩あたりまで見えているのがオススメです。
3.面接は双方理解の場と捉えよう
候補者が自分のことを知ってほしいと思うように、企業側も会社のことを知ってほしいと思っています。
面接前に企業についてできる限り調べた上で、分からなかった点を積極的に質問することで、面接官に入社意欲の本気度が伝わります。
4.面接時間前にはWeb会議にアクセスしておく
対面の面接だと5分前に会場に到着しておくのが普通ですよね。
オンラインでも同じで、開始時間には面接がスタートできるよう、少し余裕を持ってアクセスしておきましょう!
身だしなみ編
5.オンラインでも清潔感は大切!
自宅からの接続だと、つい身だしなみの気が緩みがち。ただし面接官はしっかり見ています!
服装はビジネスカジュアルが無難ですが、心配な場合は事前に面接を受ける企業に問い合わせておくとベスト。
ピクスタも、TPOをわきまえていれば普段着でOKです。
背景も、なるべくシンプルとなるように心がけましょう。洗濯物が干してあったり、服や物が散乱した部屋の様子が見えてしまわないように、画面に映る部分は片付けておくか、背景をぼかす機能を利用する、シンプルで当たり障りのないバーチャル背景を設定するなどしておくと安心です。
面接時の姿勢編
6.猫背に注意
オンラインでも姿勢の良し悪しは伝わるもの。見えない部分も大事!
背筋を伸ばして顎を引く、基本姿勢を意識しましょう!
7.笑顔を意識
真顔の方も意外と多いのですが、無愛想という印象に繋がりやすいです。
口角を上げることを意識して、明るい印象に繋げましょう!
8.リアクションは普段の1.5倍!
オンラインだと対面に比べ、表情や熱量が伝わりにくくなります。
あいづちは大きく頷くなど、普段の1.5倍を意識してリアクションを取ってみると、相手にも伝わりやすいです。
9.見るのは画面ではなくカメラ!
会話をする時に、相手の目を見ることは基本ですよね。
つい、画面に映っている面接官を見て話したくなってしまいますが、オンラインだと相手の目を見るにはカメラを見ることになるので、自分が話す時は特に意識しましょう!
面接時の対話編
10.「STAR」を意識
「STAR」を意識して話すと、自分の経験を的確に伝えることができます。どの企業の面接でも活用できるおすすめのテクニックなので、ぜひ意識してみてください!
Situation:どのような状況に置かれていたか
Task:どのような課題が発生していたか
Action:どのように行動したか
Reslut:行動によってもたらされた結果
11.声のトーンやボリュームを意識
抑揚が無くボソッと話すと、暗い印象に見えがち。
事前に身近な人に声のトーンやボリュームを聞いてもらい、客観的なフィードバックをもらうことも大切です。
12.会話の一方通行に注意
面接官からの質問に答え切ろうとして、あれもこれも……と一方的に伝えるのはNG!
結局、何を言いたいのか伝わりづらくなってしまいます。
面接は双方理解の場。同僚や家族・友人と会話するときを思い出して、適度なボリュームで受け答えを”双方向”で行っていきましょう!
コツをつかんで、オンライン面接を勝ち抜こう!
オンライン面接では、画面に映る範囲でしか面接官は判断ができません。
Web会議ツールの扱いに慣れるなど事前準備を入念にしておくこと、画面越しのコミュニケーションに慣れておくことが重要です。
できることは最大限に対策して、オンライン面接に臨みましょう!求職中の方の参考になれば幸いです。
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執筆:人事総務部 竹下菜桜子