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PIXTA事業部の話

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画像・動画・音楽素材を販売するマーケットプレイス「PIXTA」や、PIXTAの素材を人物・物体検知や顔認証等のAI開発の教師データとして提供する「PIXTA機械学習用データセット…
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わたしにとってPIXTAはやっとひらいた「夢への扉」【PIXTAクリエイターLife】

画家になれると信じていた少女時代  子どもの頃から、自分でものをつくるのが好きでした。特に絵は、小学生の頃から毎年絵画コンクールで入賞。中学校に上がってからも、絵だけは褒められ続けました。「絵を描くこと」はわたしの唯一の得意なものでした。  はじめて将来の夢に「画家になりたい」と書いたのは中学校の卒業文集でした。絵を描いて生きていけるなんて最高じゃん! って思っていたんですね。そんな人はひと握りしかいないことに、まだ気づいていませんでした。 美大に入れない現実に、自分を

18歳になったPIXTA!進化しまくりの検索機能をご紹介

 PIXTAが誕生したのは2006年5月31日。ちょうど18年前です。  人間に例えるなら、18歳。もう立派な成年ですね。  誕生当時のプレスリリースをみると、  と、紹介していました。  今はプロ・アマチュア問わず、写真、イラスト、CG、動画、音楽まで幅広いクリエイティブを扱うようになりました。  クリエイターからお預かりしている作品数も今や9千万点を超え、もうすぐ1億点になろうかという点数です。  そんなにたくさんあったら探すのが大変!!!  そうでしょう(笑)。

timesの何気ない発言から始まった~AI時代の新検索支援「PIXTA検索アシスタント」誕生背景〜

リモートワークだとイノベーティブなことは起きなさそう… スピーティーな意思決定や開発ができるのは創業間もないスタートアップぐらいだよね。そんな思い込みはありませんか? ピクスタでは、たったひとりの「独り言」から翌週には海外出張が決まって、その翌週には海外に飛んで機能開発してきた、なんて事が起きています。今回はプロダクト企画部の河添※2の何気ないtimes※1の発言が発端となり、OpenAI APIと連携したユーザーの求めるイメージの具体化を支援する「PIXTA検索アシスタン

PIXTAが機械学習?アノテーション?を徹底解説!

「機械学習用画像・動画データ提供」の専用noteはじめました。「ピクスタの◯◯です」と企業の方々と名刺交換すると、ありがたいことに「ああ、写真の! うちでも使ってます〜」と、多々言ってもらえて嬉しい限りです。  Webサイトや広告や資料に挿入するイメージカットに使っていただくことも多いので、デザイナーさんはもちろん、マーケターさんや営業さん、広報さんなどを中心に、おかげさまで「写真の会社」「画像素材の会社」として認識されております。(ご利用ありがとうございます!)  その

【社員インタビュー】デザイナー業からプロマネまで 自ら業務の幅を広げ活躍する若手社員に聞いてみた

 ピクスタはこれまで、いわゆる新卒一括採用は行っていませんが、学生インターンとしてピクスタにジョインし、そのまま正社員入社するメンバーも何名かいます。今回インタビューしたデザイナーの河添もその一人。  今や、いちデザイナーとしての業務に留まらず、プロジェクトマネージャーとしても活躍する河添に、ピクスタへ入社した理由や現在の仕事内容、今後の展望などを聞きました。 インターンから正社員へ ーー河添さんは2016年、大学3年生の時にインターン生としてピクスタに入社しました。当時イ

消費増税の複雑な制度をポップにイメージさせるPIXTA素材!~with LIFE かながわ 編~

 PIXTAで素材が購入されると、クリエイターさんに「あなたのこの作品が売れました!」というメールが届きます(受信可にしている方のみ)。  でも、購入された作品が実際に、どんな風に活用されたのかはわかりません(※注1)。  ここでは、そんな偶然の出会いや、ありがたくも購入者様からご連絡をいただいて判明したPIXTA素材の活用事例をご紹介します!(※注2) 全国共済の潜在層に訴求する健康情報誌 今回紹介するのは、全国共済神奈川県生活協同組合(全国共済)の健康情報誌「wit

新規事業への挑戦、あたためてきたキャスティング事業にかける想い

 2022年7月末に、新規事業「PIXTAキャスティング」が誕生しました。  これは、2013年頃に人物撮影に取り組みたいPIXTAクリエイターの支援策として展開した「ストックフォト撮影が可能なモデル一覧からクリエイター自身が撮影オファーを出せる非営利の機能」を、広告などの撮影にモデルを起用したい法人を対象にした「キャスティングサービス」として事業化させたものでした。  立ち上げたのは、PIXTA事業本部 カスタマーサクセス部 部長 白石と、コンテンツ部 モデル担当の長岡

PIXTAとは何者か? 第二創業期にも等しい思い切った挑戦がしたい

 2015年、海外PIXTAクリエイターのコミュニティマネージャーとして入社後、Webディレクター、海外事業部長も務め、合間に2度の産休を経て、今年1月からはPIXTA事業本部のプロダクトマネージャーとしてVPoP(Vice President of Product)に就任するというキャリアを歩み、ピクスタの成長と共に領域を拡張してきた加藤あす香。  やりたいことは一貫して「サービスの価値を上げること」。そのためなら役割にこだわりはなかったと言い、今”プロダクトマネージャー(

企画営業グループの読書会を覗いてみた

 みなさんは、新しい業務に取り組むことになったときや、現状とは違う方法で業務を行う場合、どのように知識をインプットしていますか?   PIXTA事業本部 カスタマーサクセス部 企画営業グループでは、メンバー全員が参加する読書会を定期的に行うことで、新しい知識を共有し、業務に活かしているとのこと。  某日行われた、読書会の様子を覗いてきました。 読書会の進め方 今回の課題図書は、アンジェラ・ダックワース著『やり抜く力 GRIT』。  当日までに各自が本を読み、読書会では

「クリエイティブ業界人必見! 2022年ビジュアルトレンド」開催しました

 2022年3月9日(水)に、デザイナーをはじめ、ビジュアル表現を通じて世の中に発信する生業の人々を対象にしたオンラインイベント「クリエイティブ業界人必見! 2022年ビジュアルトレンド」を開催しました。  2022年の写真・イラストのトレンドを考察した「Creative Trend 2022」を深掘りすると共に、今年はアートディレクター・うざきひろみ氏をゲストに迎え、2022年のクリエイティブに何が求められていくのかを考察し、対談を行いました。  当初は150名定員の予

PIXTAクリエイターの祭典「PIXTA DAY 2022」オンラインで開催しました

 2022年1月29日(土)に、毎年恒例、年に1度のPIXTAクリエイターの皆様のための祭典「PIXTA DAY 2022」をオンラインで開催しました。  コロナ禍でオンライン開催になるのは今年で2回目。午前10時から夕方5時まで、入退室自由! 参加したいコンテンツだけでもOK! という、ぶっ通し約7時間という長丁場のオンラインイベントになりました。  その分、写真・イラスト・動画それぞれの作品ジャンルの様々なお役立ちコンテンツが目白押し! 今回はPIXTA DAY 20

【実録】オンラインセミナー〜カスタマーサクセス部編〜

 ピクスタでのオンラインセミナー実録をお届けしている当シリーズも、今回で最終回を迎えます。今回は、PIXTAのユーザー企業様向けに施策を行なっている、カスタマーサクセス部の奮闘についてお伝えしていきます。  通常であればオンラインではなく、リアルでセミナーなどのイベントを開催することの多い、カスタマーサクセス部。しかし新型コロナウイルスの感染が流行した今年、新たにオンライン上での「PIXTAサービス説明会」をはじめました。  今回は、新規顧客獲得を目指しそんな説明会を中心

今年も開催!年に1度の祭典『PIXTA DAY 2020』

 年に1度のPIXTAクリエイター&fotowaフォトグラファーの皆さんのための祭典「PIXTA DAY 2020」を、1月25日(土)に開催しました!  昨年は約120名の参加でしたが、今年の参加者はなんと約180名。昨年は参加者の皆さんがセミナー会場から溢れて立ち見がすごいことになる……という反省を活かして、本会場であるピクスタオフィスのイベントスペースの他に、サテライト会場も用意。(それでも立ち見で溢れてしまいましたが……)  ご参加いただいた方々には、会場を何度も

ピクスタが農林水産省で「画像選びのポイント」を指南!

 少し前のお話ですが、2019年師走某日、農林水産省でPIXTAがワークショップを開催しました! その名も「デジタル時代の写真・イラストの選び方」。 農林水産省では、ビジュアルの積極活用を視野に、デジタル時代に適したコミュニケーションを模索していました。  一方で、「何を、どう活用すればいいの? 費用をかけてまで取り入れる意義は?」という壁にもぶつかります。省庁だからこそコストはかけられない。でも省庁だからこそ、伝える責務もあるというジレンマ。  そこで農林水産省では、情