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PIXTAクリエイター交流の場に! 初のフリーマーケット開催の裏側

 CAG(クリエイティブアドバイザーグループ)で、PIXTAに登録しているクリエイターへのサポート・施策を担当している川西です。

 突然ですが、撮影会を行う際に必要なものって何をみなさまは思い浮かべますか。

 カメラ機材はじめ、場所、モデルさん、プロップといわれる小道具etc… 様々なシチュエーションに対応するために、クリエイター自らがモデルさんの撮影衣装を用意することもしばしばあり、一度の撮影に多くのものが必要となります。毎回場所やシチュエーションが異なり、毎回違う物を用意する必要があるため、これはなかなか大変なことです。

 そんなあるときに一部のクリエイターから「衣装や小道具の整理をしたいと考えている」という声をいただきました。そこで、せっかくならフリーマーケット形式にしてそれぞれのクリエイター同士で販売・交換する機会があれば、クリエイター同士お互いにWin-Winになるのではと思い、ピクスタで初めてPIXTAクリエイターのためのフリーマーケットを開催する運びとなりました。

当日の様子

 ただ、準備に時間がかかってしまい、イベントのお知らせが開催2週間前になってしまったので、当日はどれくらいの人がきてくれるのだろうか、正直心配していました。数十人の事前申し込みがあると思いつつも当日の天気は雨。本当にきてくれるのかと不安は募るばかり。

 しかし、開催時刻になると多くのクリエイターが来場してくださいました。フリーマーケットには衣装や撮影に使う小道具、機材など様々な種類の物を出品してくださっていましたが、気づけばあっという間にみなさまお買い上げ。開始30分後には7〜8割の商品が売れてしまうという、思ってもいない事態に嬉しい悲鳴でした。

作業着やスマートフォンのプロップ(小道具)を販売している人がいたり、

中にはモニターや三脚を販売している方もいらっしゃいました。

 また、フリーマーケットで商品がなくなったあとも、多くのクリエイターさんが会場に残って、普段の撮影について話したり、次回の合同撮影の予定を立てたり、撮影機材について語り合うなど、会場には常に熱気があふれていました。 結果的には、のべ40名以上の方にお越しいただけました。

参加者にきいてみました

 参加者の感想としては、
「出品数が少なかったけど、欲しかった衣装が購入できたので良かった」
といったフリーマーケットそのものに関するものから、
「スタッフさんや他のクリエイターさんと話すことができて勉強になった」
「普段の合同撮影会だけだと撮影することだけでいっぱいいっぱいなので、ゆっくり他のクリエイターと話をできたのは嬉しかった」
「初心者で知り合いもいないので、場違いだったかなと思いすぐ帰ろうと思っていたのですが、スタッフさんが、他のクリエイターさんとつなげてくださったご縁で、たくさんピクスタについて教えて頂けて、フリマ以上に、今日このイベントに行って良かったと思えました」
という意見までいただき、アンケートに回答してくださった方ほぼ全員から、また開催してほしいという嬉しい意見を得ることもできました。

今後に向けて

 これまでCAGではクリエイター向けに合同撮影会やセミナーを実施してきましたが、クリエイター同士の交流が生まれるような企画はクリエイターアワードくらいで、他にはこれまであまり行ってきませんでした。

 それもあってか、しばしばクリエイターから、
「ストックフォトについて語り合える人が周りになかなかいない」
「撮影会の時に他のクリエイターと合同でやっても撮影が中心となるのでゆっくり話をしている時間がない」
 などの意見をいただくことがありました。

 今回のフリーマーケットを通して、新たなクリエイター同士の交流の機会を提供できたことはあらためて良かったなと思います。
「PIXTA」のネット上のプラットフォームで、クリエイティブとそれを求める人を繋げるだけではなく、今回のようにオフラインで、クリエイター同士を繋げることも、ピクスタの経営理念である「才能をつなぎ、世界をポジティブにする」ことに近づいていくと感じます。

 今後は撮影会やセミナー以外にも、フリーマーケットをはじめとした他のクリエイターやスタッフ、はたまたモデルさんなどと交流できるきっかけづくりも、CAGの施策の一環として取り組んでいくことができればと思っています。


(執筆、撮影:クリエイティブアドバイザーグループ 川西克典| 編集、撮影:戦略人事部 採用担当 鈴木瑞穂)