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リモートワーク中の社内コミュニケーション「ピクスタラジオ」第2弾

 7月にはじまったピクスタ社内コミュニケーション企画第1弾「ピクスタラジオ」。その第2回目の放送が9月下旬に配信されました。

 もともとは四半期に一度、社内コミュニケーションスペース・通称「3号カフェ」で開かれていた「納会」。普段は話さない他部署のメンバーとも和気あいあい語り合いながら、ケータリングを楽しみ、ゲーム大会に興じてきましたが、今や昔。新型コロナウイルスの蔓延と共に、半ば強制的にリモートワークへと移行し、新しい働き方が定着した今、模索するのは新しい社内コミュニケーションの形です。

 そこで始まったのがこの「ピクスタラジオ」です。

「ピクスタラジオ」は、総務メンバーが毎回社内メンバーの中からゲストを招いて、根掘り葉掘り、該当ゲストの意外な一面やキャラクターを丸裸にしていく企画。

 ランチ時に配信することで、ゆるく聞き流してもらいながら、ゲストのことをもっとよく知ってもらおうという試みです。

 第一弾のゲストは、ピクスタCFOの恩田でしたが、役員ばかりでは面白みにかけるだろうということで、今回スポットがあたったのは、入社初期メンバーの3名でした。

いまさらだから知らない!?初期メンの素顔

 なぜ、新メンバーでもなく、いまさら初期メンバーを紹介?  と思われる方もいるかもしれませんが、そこは初期メンバーだからこそです。

 ピクスタも創業15年を迎え、毎年毎年新メンバーが入社しています。古参メンバーは、新メンバーを迎えるたびに、ひとりひとり覚えていくこともできますが、新メンバーからすれば、どれだけ社歴が長いメンバーも接点が少なければその人となりを知りようもありません。なんとなく役員陣とも親しげで苦楽をともにしてきたのだろう歴史と絆をそこはかとなく察しても、役員たちほど表に立つわけでもなく、知っているようでよく知らない人という状態に陥りがちなのが古参メンバーです。

 だったら、こういう機会にこそスポットを当てよう! と企画されたのでした。

パーソナリティーは総務のこの2人が3号カフェからお届け!

 ゲストには事前に、アンケート形式で共通質問に回答してもらい、パーソナリティーの総務2名がそれを元にトークを進めていきました。

ひとり目:現在、京都在住のピクスタ初のデザイナー

 トップバッターは、2006年にピクスタ初のデザイナーとしてジョインした宮前です。PIXTA事業のWebデザインからディレクションまで幅広く携わって成長を支え、上場まで導いて2016年にもっと自然の中でのびのびと子育てをしたい! と京都へ移住。新サービスを立ち上げたり、海外事業をサポートしたり、マルチな活躍でピクスタ社を根幹から支えている代表・古俣に次ぐ最古参メンバーです。

 そんな宮前の今夏の思い出は「虫とり」。

 毎日、羽化するために土の中からはいでてきたセミの幼虫を捕まえて帰り、網戸に貼り付けて羽化して夏の空へと飛び立っていくさまを見守っていたとのこと。

 自然の中で子育てをという方針通り、自然の生き物たちと触れ合いながらお子さんとののびのびとした夏の思い出を語ってくれました。

 ビジネス面ではやり手の宮前もすっかりパパの顔です。

ふたり目:3度の産休を経験したパワフル&おしゃれなワーママ

 ふたり目は、2009年に入社し、今年6月に3度目の産休から復職したピクスタ最初のワーママ!  先の宮前の話に触発されて「我が家でも虫取りしてます」と虫かごを披露。

 最近の自慢は「3人の子どもの要望をきいて一気に解決できる」こと。本人も「聖徳太子かなっていうぐらい(笑)」とママの顔をのぞかせました。  そんなパワフルなワーママがオススメしたい一冊がこちら。

  この社会は天才と秀才と凡人でできていて、3者は悲しいかな互いに殺し合ってしまう。理解し協力し合うためのヒントが描かれています。 「みんなが読んでみると会社組織にとってもすごく良いんじゃないかな」と、ピクスタの母らしいオススメ理由で締めくくってくれました。

さんにん目:世界を旅するグローバルママ

 本日のゲスト3人目は、大の旅行好きで世界を飛び回り国際結婚の末に1男1女、二児の母となった2011年入社のママ社員です。

 虫シリーズなのか、今夏は久しぶりにゴキブリに遭遇してしまったというエピソードに、ラジオを聴いていたメンバーからはチャット越しに悲鳴が……。トラウマものの話に鳥肌を立てたあとに紹介されたのは、アジアはほとんど行ったというグローバルママらしいこちらの一冊でした。

 とあるウイグル人女性の身に起きたノンフィクション漫画。海外メディアでも衝撃を持って各国で紹介されています。

「香港のことはニュースでもよく紹介されるのでみんな知っていると思うけれど、ウイグルの件はよく知らない人も多いかもしれないから、世界ではこんなことも起きているということを知ってもらえたら」と紹介してくれました。

 メンバーたちも思わずその場で検索しながらピクスタラジオを聴いたのでした。

第2回放送を終えて

 仕事以外の”ちょっとした話”をきく機会は、リモートワークになって得難くなりました。夏の思い出や、学生時代の部活動の話、今ハマっているものからおすすめの一冊まで、こんな機会がなければ、なかなか知ることはなかったかもしれません。

 長く一緒に働いていても、知らないことはたくさんあります。知らないことを知ったなら「あの本読みましたよ」と次に会った時に話せるし、次に会う時を待たずとも「ラジオききましたよ、うちもセミつかまえました」と個人チャットを送って、仕事の用がなくても話しかけることもできます。

 リアルで顔を合わせる機会が少なくなったからこそ重要になってきた「コミュニケーションの種」がたくさん散りばめられたピクスタラジオ。リモートワークになっても、メンバー同士のつながりを大事にするピクスタらしい取り組みとして、ピクスタラジオは今後も継続予定です!

 

(執筆:経営企画部 広報グループ 小林順子)