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【社員インタビュー】産休前のプレママに聞いてみた!ピクスタでの働き方

大嶋 美樹(Miki Oshima)
PIXTA事業本部 カスタマーサクセス部 ユーザーサポート担当

 大学卒業後、玩具メーカーの営業企画、グラフィックデザイナー、広告宣伝・PR職などを経て、2016年11月に「PIXTA」ユーザーサポート担当として入社。以来、ユーザーからの問い合わせに対応する。2019年6月から第一子出産のため産休に入る。※インタビューは産休前に実施。

妊娠を打ち明ける前を振り返って

ーー改めてご懐妊おめでとうございます。この数ヶ月間、仕事との両立はいかがでしたか?

 ありがとうございます。つわりは重くない方だったと思いますが、薬が飲めなかったり、検査などがあって病院に行く必要がありました。そんなときは、フレックスで17時に退社するなどして、調整しながら働けたかと思います。夜22時には眠くなるようになったことと、通勤ラッシュを避けるため、出勤を1時間早めて朝型(9:00〜18:00)で働いていました。

ーーそうだったんですね。

 もともと入社するとき、ピクスタは男女半々くらいと聞いて、制度があるだけじゃなくて、女性の意見も通りそうだから、きっと産休・育休が取得しやすい環境なんだろうなとは思っていたんです。入社してみると、常に誰かが産休・育休をとっているし、生まれたらお子さんと一緒にオフィスに遊びに来たり、休みから戻ってきて生き生きと働いている人が多いことに安心しました。

 ただ、妊娠初期、まだ周りに公表していない頃につわりがあったときは、ユーザーサポートの繁忙期や組織体制変更、新メンバーへのレクチャーなどと重なって少し大変でした…...。その時は自分の中で気負いもあったので、会社へ行かなきゃという気持ちが強かったのですが、振り返ってみると在宅で仕事ができる環境があればよかったな、と思います。

 適度な緊張感からか、なぜか気持ち悪さがひくので出社していましたが、夕方や帰宅時にお腹の張りや痛みを感じることもあったので、無理せず自宅で作業をするという選択肢が日頃から選べると、妊娠初期という不安定な時期を、より安心して過ごせたたかなと感じています。

ーーそれは大変でしたね……。今後、リモートワークの範囲を広げられるよう、人事部で導入の検討を進めたいと思います。

カスタマーサクセス部の一員として

 2019年1月に組織変更があったユーザーサポートチーム。営業チームと合併し、カスタマーサクセス部となりました。

ーーカスタマーサクセス部って、笑い声が聞こえたり、みなさん楽しそうに仕事されている印象です。

 最近、新しいメンバーが増えて、もっと雑談したり素朴な疑問をシェアしようよ! とあるメンバーが声をかけて、チームで話す時間を作ったんですね。すると、他の人に相談するまでもないと思っていたことが、意外とみんな同じように抱えているなど、発見がありました。

 他にも、ユーザー対応の前線に立っていると様々な問い合わせやフィードバックがあり、ときにはネガティブになってしまうことがありますが、この仕事に特有の心理的なストレスをどう対処するかなど、センシティブなこともシェアすることができ、チームに繋がりが生まれた気がします。

産休までに準備したこと

ーー産休に入られるにあたって準備されていたことはありますか?

 産休を機に、一部、属人化していた業務を全員が対応できるように引き継ぎをしました。自分のMBO(目標管理制度)の目標の一つに入れたくらい、変えなければと思っていましたし、良い機会だったと思います。

 でも、基本的には、ユーザーサポートの仕事は属人化が起きづらい業務だと思うんですね。「PIXTA」のユーザーサポートでは、入社当時からある程度マニュアルもありましたし、メールやチャットで過去の対応も遡れるので、自分がいなきゃ絶対だめ、というわけではないものが多いです。

 そのことは、ユーザーにとっては、誰が対応しても一定以上のクオリティでサービスを使っていただける安心感にも繋がりますし、メンバーが休んだりしても、安定的に運営できる体制があるので、良いと思います。

 特に今のチームでは、音楽活動や育児など、仕事以外にも取り組んでいることがあるメンバーが多く、急遽休むことになったり、遅刻・早退もあったりします。妊娠しているかどうかに関係なく、何かあったらお互いに助け合っています。そんな環境だからこそ、対応を割り振って業務をシェアする仕事の仕方は理にかなっていると思います。

社内にママのコミュニティがある安心感

ーーあるメンバーと話していて、「ママチャット」なるものがあるという話を聞きました。

 あります! 「子育て相談室」というお子さんがいる女性メンバー、20人程度が所属しているチャットです。少し前に入ったんですが、とても参考になることばかりで。何か疑問があれば誰かに聞ける、という安心感があります。

 たとえば、保育園への申し込みの時期や、入園できるかどうかが決まる「指数」について、ママチャットのメンバーで同じ区に住む方から知恵を貸していただきました。仕事ではあまり関わりのなかった方々とも、妊娠をきっかけに話すようになりました。

ーー出産が初めてでも、周りに頼れる方が多いと心強いですね。

「子育て相談室」の様子。「鼻水の吸引機を買ったほうが良いのか」という疑問に、年齢が近いお子さんをもつ女性社員から次々とアドバイスが。

今の気持ちと、今後について

ーー産休を控えた、今の率直な気持ちはいかがですか? 

 カスタマーサクセス部になってから、今まさにチームが変わっていく、というタイミングで産休に入るので、その動きに加われないのではないかと思うと、ちょっと寂しいですし、どう変化するか不安もありますが……。戻ってきたときにどうなっているか、楽しみにも思います。きっと良い方向に変わっていくんじゃないかな、と思っています。

 まずは、自分の出産を無事に迎えることを目標に休みに入ろうと思います!

ーー早ければ来年4月、戻って来られる大嶋さん。無事に出産を終えて、また一緒に働けることを一同楽しみに待っています!


(執筆、撮影:戦略人事部 採用担当 鈴木瑞穂)