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PIXTA CAMP 2019開催!〜頑張る理由を改めて実感できた日〜

 前夜祭「ぴくすた縁日」を経て、翌日は毎年恒例「PIXTA CAMP」開催日。

 各拠点からメンバーが集結する年に一度の「総会」的な一大イベントです。

 目的や内容は毎年刷新されていきますが、今年のテーマは前日からの通り『コミュニケーション』。

 たとえ事業部が異なっても、業務上の接点がなくても、サービスのこと、それによって生まれた価値、それを生み出しているメンバーたちのことを理解し合えるようにと、戦略人事部が企画しました。

 今回は、PIXTA CAMP 2019の模様をレポートします!

司会進行は戦略人事部メンバーで「PIXTA CAMP 2019」スタート!

初っ端から感動!「わたしたちが頑張る理由」を改めて実感

 この日、最初のプログラムは「クリエイタートーク」。

 PIXTAで活動するクリエイターさん、fotowaで活動するフォトグラファーさんたちの動画メッセージを上映しました。

 どちらの事業も、撮影会や交流会、セミナーなどで直接お会いする機会は多々ありますが、コーポレートメンバーやエンジニア・デザイナーなどの開発メンバー、他事業のメンバーたちが直接声をきく機会はなかなかありません。

 だからこそ全メンバーに、「わたしたちが手がけているサービスと共にある人たちの肉声を届けたい!」と企画されました。

 長いので全ては紹介できませんが、ここではいただいた声を要約しつつ、一部紹介します。

PIXTAクリエイターさんたちからの動画メッセージ

PIXTAで食べていけることがめちゃくちゃ幸せです。 今はまだPIXTAのコンテンツにはなっていない細かい分野を埋めていける写真を撮ろうと思っています。フォトグラファーとして、ピクスタの中の人に「お!」と思ってもらえる写真を撮ることを意識しています。

PIXTAでもマーケットでも勝てるコンテンツをつくらいないといけないと思っています。わたしは365日、PIXTAのことを考えていますよ。

長女が生まれてフリーランスのイラストレーターになったのがきっかけでPIXTAをはじめました。ストックイラストには、家事育児と並行して1日30分でも自分のペースで取り組めるありがたさがあります。PIXTA活動がきっかけでクライアントからの依頼も増えました。PIXTAは育児をしながらイラストレーター活動ができる場。10年、20年、子どもと共にPIXTAと一緒に成長できたらと思っています。

fotowaフォトグラファーさんからの動画メッセージ

fotowaは、お客様だけでなくフォトグラファーに対しても細やかで両者の距離が近いのが魅力です。そのおかげで、インターネットサービスでも安心して仕事ができます。 お客様のレビューも嬉しい。
撮影環境が一定ではないので大変さはありますが、これからもお客様に喜んでもらえるだけじゃなく、懐かしく思ってもらえるような写真を撮りたいと思っています。

fotowaに登録して本当に良かったなと思うのは、息子と同じような障がい児の親御さんたちと出会えたことです。みなさん、うまく撮れなかった経験もあり、心配して撮影を躊躇されてしまうんです。でも、メールでお話していると、同じ境遇のママ友みたいな絆が生まれてくるんです。撮影は大変だけど「大変だからダメ」ではなく、そこにはそのご家族の幸せな時間が流れていて、かけがえのない尊い時間です。そこに一緒に立ち会えることを光栄に思うと同時に、個人でやっていたらこんなにも出会うことはなかったと思うんです。
出張撮影を撮影のスタンダードとして定着していけるように、わたしたちも一丸となって写真文化の発展に貢献したいと思っています。

サラリーマンを辞めてフリーのフォトグラファーとしてやっていこうと思った時に登録した先がfotowaで良かったと心から思います。
fotowaを通じて、思いもしなかったようなお客様との出会いも経験してきました。
待ち合わせ先にいったら、実は有名な方でびっくりしたこともありましたし、海外のお客様からご依頼いただいたこともあります。自分だけでは体験できないことを体験させてもらっていると思っています。 これからも出張撮影を仕事として、体が動かなくなるまで、人を撮るフォトグラファーでいたいと思っています。

  PIXTAやfotowaに登録したきっかけや、苦労、喜び、目標など、それぞれの肉声で届けられる貴重な時間。メンバーたちは静まり返り、時に目を潤ませながら、わたしたちのサービスと関わったことで生まれた様々な経験とそれぞれの熱のこもった想いに聴き入りました。

クリエイターさんの動画メッセージを真剣に見つめるメンバーたち

ゲストに、PIXTAとfotowa両方で活躍するご夫婦が登場

 動画メッセージでユーザーの思いを実感した後はいよいよゲストの登場。

 PIXTAとfotowaの両方で活動してくれている酢谷ご夫妻が、PIXTA CAMPに来てくれました。

 PIXTAで、旦那様がフォトグラファーで奥様がモデル兼レタッチャー(写真の現像と編集)、fotowaでは、旦那様がフォトグラファーで保育士資格を持つ奥様がアシスタントで同行。そして、個人で活動されているアパレル系の写真のお仕事でも、旦那様がフォトグラファー、奥様がレタッチャーとして活躍しています。

 そんな、仕事も家庭も二人三脚で歩まれている素敵なご夫婦をゲストにお招きしてのリアルクリエイタートーク。ファシリテーションはPIXTA事業本部コンテンツ部 部長の鈴木と、fotowa事業部 部長の李が務めました。

 元々は写真とは無縁の会社員でしたが、フリーランスのフォトグラファーに転身したのはPIXTAがきっかけだったというご夫婦。

 PIXTAで「自分の写真が仕事になる」という経験を通してフリラーンスに転身し、fotowaにもサービス開始当初から登録。今のアパレルの撮影のお仕事もPIXTAとfotowaの経験をかわれてのことだったそうです。

 奥様も、最初は旦那様の専属被写体としてモデルを務めていましたが、次第に写真のレタッチを覚え、学び、そのレタッチャーとしての腕が認められて、旦那様のお仕事先からレタッチのお仕事を依頼されるようになったそうです。

「PIXTAとfotowaで、自分の生活ができあがっています。アパレルの撮影の仕事も、PIXTAとfotowaの経験で採用してもらいましたし。ピクスタとは、不思議な関係ですよね。同じ会社の人じゃないし、クライアントほど遠くもなくて。この不思議な関係が、なんか良いですよね」(旦那様)

「PIXTAのレタッチ経験が、今のアパレルの仕事につながっていて、PIXTAがあったから成長できたと思っています」(奥様)

 と、ピクスタとの関わりを振り返ってくださったお二人。

 今後、ピクスタに期待することとして、こんなお言葉もいただきました。

「ピクスタのサービスで生活している人も増えてきました。僕らもその恩恵を受けているひとりです。一方で、世の中はどんどん変化していて、ストックフォトや出張撮影が、10年後、20年後どうなっているのか想像しづらい時代です。今後は、ストックフォトや出張撮影だけじゃない新しいサービスが生まれるかもしれません。ピクスタが新しいものを取り入れつつ発展していってもらえるなら、僕らもついていきたいと思っています」(旦那様)

クリエイターさんからご質問をいただき、担当部署のメンバーが応えるシーンも

 わたしたちが提供しているサービスの先には、たくさんの人生と、目標、夢、想いがあることを、改めて教えてくださった酢谷ご夫妻。ご夫妻のように、PIXTAとfotowaを生活の柱に据えてくださっている方は、他にもいます。

 それを思うと、嬉しさや喜びや心からの感謝と同時に、たくさんの人生を背負っている責任をずっしりと噛み締めずにはいられませんでした。

 身に沁みたトークセッション。終了後はもちろん、拍手喝采。

 ご夫婦のお話に刺激をうけたエンジニアメンバーが機能の追加・改善に意欲を燃やし、「あとでもうちょっと詳しく話を聞かせてください」と、小休憩タイムでヒアリングにいくなどの姿も。

 メンバーひとりひとりが、ピクスタの存在理由と、日々自分たちが何のために頑張っているのかをを深く実感すると共に、襟を正すような心持ちになれた貴重な時間でした。

ランチはデリバリーであったかご飯!食後の運動はフラフープ!?

 クリエイターさんご夫妻をお見送りしたら、ランチタイム。栄養満点のあたたかいご飯を食べ、食後は午後のグループワーク前のアイスブレイクをかねて、「フラフープダウン」というゲームを行いました。

 ルール説明を受けて、なんだ、簡単じゃん……と思っていたのも束の間、予想外の難しさに悲鳴をあげるメンバーたち。充分なアイスブレイクになりました。

ランチは配膳スタッフさん付きデリバリーであったかご飯!
チームメンバーの人差し指の上にフラフープを載せて、誰一人指を離すことなく、フラフープを足元まで下ろす、というゲーム。いざやってみるとなぜかフラフープが降りていきません。なぜ!?

 そして、午後のワークショップでは「メンバー同士の理解を深める」ことをテーマに『16Personalties』という性格診断で同タイプのグループに分かれ、「このチームのトリセツ(コミュニケーションのとり方・扱い方)」を作成しました。

 タイプ毎に特色が出るのか、静かに淡々項目を埋めていくチームもいれば、どっかんどっかん笑い声が起こるチームなど、様々。

 チームごとに「わたしたちのチームのトリセツ」が発表され、会場は、共感と納得の嵐に包まれたのでした。

 日々コミュニケーションの中でなんとなく感じていた、お互いの思考や価値観を、わかりやすくそれぞれの「トリセツ」にまとめることで、予想が確信につながったり、小さな誤解がとけたり、メンバーそれぞれの胸の内でたくさんの気づきと発見に満ちた会になったのでした。

トリセツが発表されるたびに「あ〜、そんな感じ!」と納得の嵐。

ユーザーのこともメンバーのことも「コミュニケーション」で理解する

 前夜の「ぴくすた縁日」から『コミュニケーション』をテーマに開催した今年の「PIXTA CAMP 2019」は、こうして、サービスを支えてくれるクリエイターやフォトグラファーの皆さんの思いを知り、価値と責任を知り、メンバー同士の思考や価値観を知り、総じて「理解を深める」機会になりました。

 終了後のアンケートでも、

  • ユーザの声がリアルに聞けたおかげで、さっそくやりたいことができました!

  • 実際にユーザーと会うと、価値を実感できて感動しました。

  • また頑張ろうって思いました。

  • メンバーへの接し方の参考になりました!

  • コミュニケーションのとり方も参考になってとても有意義でした!

  • 過去最高に充実したCAMPだった!

と大絶賛。

この日のために集った海外メンバーも充実したひとときを過ごしました

 次回、どんなCAMPになるかは、また来年のお楽しみ。

 その時は、この記事を読んでくださっているあなたも、メンバーのひとりとして参加してくれているかもしれませんね。


(執筆:経営企画部 広報グループ リーダー 小林順子 撮影:コンテンツ部 矢島 聖也)