ピクスタが農林水産省で「画像選びのポイント」を指南!
少し前のお話ですが、2019年師走某日、農林水産省でPIXTAがワークショップを開催しました! その名も「デジタル時代の写真・イラストの選び方」。 農林水産省では、ビジュアルの積極活用を視野に、デジタル時代に適したコミュニケーションを模索していました。
一方で、「何を、どう活用すればいいの? 費用をかけてまで取り入れる意義は?」という壁にもぶつかります。省庁だからこそコストはかけられない。でも省庁だからこそ、伝える責務もあるというジレンマ。
そこで農林水産省では、情報発信やビジュアルに関わる複数の企業を招き、「デジタル時代のビジュアル・コミュニケーション」をテーマに、省内職員向けの研修プログラムを行うことに。PIXTAは、そのプログラムの一コマを任されたのでした。
実ははじめてだった!「写真・イラストの選び方」テーマ
日頃、企業の皆さまには、画像素材にまつわる「権利セミナー」を開催しているPIXTAですが、「写真やイラストの選び方」というテーマのセミナーは、実ははじめてのこと。(お話をいただいて「そういう需要もあるのか」と気づけました。ありがとうございます!)
初のセミナーは、初の省庁訪問とあいまってドッキドキ。 とはいえ、これはPIXTAがクリエイターの皆さまに伝えていることにも通じています。カスタマーサクセス部とコンテンツ部がタッグを組んで準備を進め、セミナー講師は、コンテンツ部 コミュニティーマネージャーの川西が務めました。
1番重要なことは「何を伝えたいのか」
お話しした内容は、大きく4つ。
画像の権利について
情報伝達におけるビジュアルの重要性
写真選びの3つのポイント
イラストの組み合わせ方
ビジュアルを活用する上で重要なことは、結局「誰に、何を伝え、どうなってほしいのか」ということ。それによって、必要な画像は全く変わってきます。
たとえば写真なら、人物が写っていた方が良い場合もあれば、ない方が良い場合もあります。構図によって与える印象も異なりますし、そもそも写真ではなく、イラストの方が良い場合もあります。さらに、イラストもタッチによって印象は異なります。
そして画像にもトレンドはあります。
時には、クイズ形式で写真を選んでいただいたり、グループで「印象の違い」を話し合っていただきながら、表現の違い、印象の違いなどを体験していただきました。
ワークショップで大盛り上がり!
そして最後は、仕上げのグループワークショップ。
いくつか用意したお題に合わせてポスターを制作していただきました。
ワークショップ用に用意した画像を、ハサミで切り貼りして作るという、アナログなワークショップでしたが、皆さん真剣に取り組んでくださいました。
最後は、できあがったポスターをグループごとに発表していただいて、セミナーは終了しました。
終了後のアンケートでも「満足」の声!
選び方をテーマにした初のセミナー約90分はこうして幕を閉じました。 比較的、初歩的なテーマではありましたが、参加された職員の方にいただいたアンケートには「満足」との感想のお声を多数いただきました。
情報を伝えるときに、文字の強弱も大切だけど、写真やイラストを活用すること、それを場面で使い分けることなどが勉強になりました。(50代職員)
写真選びのポイント及びイラスト選びのポイントは、これから役に立ちそう(30代職員)
基礎知識として職員に広く知って欲しい。またワークショップも面白かった。(20代職員)
省庁の皆さまのスキルアップに、PIXTAが少しでもお役に立てたのなら幸いです。 そして、わたしたちも、我々が当たり前だと思っていたところに、価値があることにも気づけた良い機会になりました。
素敵な機会をありがとうございました!!
(執筆・写真:経営企画部広報グループ 小林順子)