海外拠点からも集結!「PIXTA CAMP 2017」レポート
去る10月20日(金)、東京駅近くの会議室で「PIXTA CAMP 2017」が行われました。本記事では、「PIXTA CAMP 2017」の様子について、お伝えします。
PIXTA CAMPとは?
PIXTA CAMPは、普段の業務から離れ、国内・海外のピクスタグループのメンバーが参加するイベントです。
開催の目的は、未来について考え、語ることで「視座を上げる」こと。
今年は国内・海外メンバー合わせて総勢約80名が参加し、ピクスタの歴史を振り返るとともに、つくりたい未来について議論しました。
ピクスタの原点を知る
代表・古俣から、ピクスタの理念・ビジョンについてプレゼンが行われました。
創業から12年間、ピクスタが成長してこれたのは、一貫して、「クリエイターの才能や熱量を世の中につなげたい」という原点を大切にしてきたから。
ブレない想いが、新しい企業理念に込められているということと、この想いを持って、これからピクスタを成長させていくのだと、確認する場になりました。
2023年、あなたは何をしていますか?
会社としての歩みを振り返ったところで、次は事業ごとのビジョン発表へ。
PIXTA事業ビジョンの発表は、『2023年のPIXTAはどうなっているか?』という問いから始まりました。
参加メンバーにマイクを向けると、口々に自由な発想が飛び出します。
「欲しい素材のイメージがなくてもすぐ素材が見つかる」
「ニーズのあるVR素材が充実している」
「頭の中で考えたものがPIXTAに直接投稿される」
「モデルとして登録したら、すぐオファーが来て多国籍なモデルと撮影することになる」
その後、事業責任者たちが考えた「こうなっていたいね」というイメージが共有されました。
そして発表されたPIXTAの事業ビジョンは、
「アジアで最も支持されるクリエイティブインフラとなる」。
日本だけでなく、海外展開を行ったアジア各国において、クリエイター・購入者に加え、投資家や社員など全ての人に支持される、なくてはならない存在を目指します。
人を幸せにすることで、自分も幸せになれる
次に、出張撮影マッチングサービスfotowaの事業ビジョンが発表されました。
fotowaは、家族にとって大切な日に関わることができるサービスで、一つの幸せが循環して大きくなり、何倍もの幸せになっています。
撮影する日はかけがえのない瞬間です。その場に立ち会えて、将来、見返せる写真が撮れること自体、フォトグラファーにとっても幸せなこと。
ユーザーとフォトグラファーのひとりひとりに、過去があり、頑張っていることがあり、家族があり、生活がある。私達が関わっているのは、生身の人間であるということ。fotowaを通じて、人の人生に責任を持っているということを痛感した、と李は言います。
2017年現在、出張撮影というサービスはまだ一般に広くは知られていません。子どもの七五三が近づいた家族がいたら、周囲から「早くfotowaで予約しなよ」と言われるくらいに、出張撮影という文化を当たり前にしたい。
そして、納品される「写真」という成果物だけでなく、撮影体験自体を楽しむことを提唱し、出張撮影をエンターテイメントに進化させたい。
これらの思いを凝縮したfotowaの事業ビジョンは
「出張撮影を当たり前にし、fotowaがその代名詞となる」。
ユーザーとフォトグラファーの人生に思いを馳せながら、本当に必要とされていることを提供し、人を幸せにする。
その結果、fotowaが成長し、ピクスタの新規事業の成功モデルになり、みんなに挑戦する勇気を与えたい。新しいことを積極的にチャレンジする風土づくりに貢献したい。
李の話を聞いて、目を赤くしているメンバーもいました。
ピクスタの未来について考える
午後は、「PIXTA」「fotowa」の未来についてチームで語り合い、発表しました。
テクノロジーが、もっと日常に溶け込んでいる未来。写真・イラスト・動画・音楽にとどまらない、あらゆる才能が生かされる場所。
「PIXTA」をもっとこうしたい!
「fotowa」がこうなればいいな!
こんなサービスをつくりたい!
メンバーのイマジネーションが爆発していました。
議論する中で、皆違う視点を持っていて、社内でもたくさんの「才能」があるということに気づきました。
未来を実現するための6つの行動指針
さて、新しい理念のもとでの新しいビジョンを達成するために、一個人として、チームとして、どう行動すればよいのか。
熱く語った未来について、夢物語で終わらせず、実現させるにはどうすればよいのか。
ピクスタでは、WAY(ウェイ)という行動指針を掲げています。今回リニューアルを遂げ、下記の6つとなりました。
この言葉の意図するところは、また別の機会にご紹介しますが、 WAYを日々意識しながら業務に取り組むことで、自分自身が成長しながら、ピクスタを成長させていきたいと思います!
参加メンバーのコメント
「PIXTA CAMP 2017」に参加したメンバーに、感想を聞いてみました。
国内のメンバーからは、
「ピクスタのことを深く知って、好きになった」
「未来について考えたり語ったりして、ワクワクした」
海外のメンバーからは、
「普段はチャットのやりとりしかできない人と、直接交流できたのがよかった」
「アジアに事業を広げていくことの社会的な意義を、もっと発信したい」
という声が上がりました。
ピクスタの原点を知ったり、つくりたい未来について自ら考え、語ることで、普段より見える風景が大きくなったようです。
今回のPIXTA CAMP開催の目的である「視座を上げる」ことは達成されたのではないでしょうか。
おまけ その1
PIXTA CAMPを始めるにあたって、自分の好きなものについて語る「偏愛マップ」を作り、チーム内で発表しました。
代表・古俣の偏愛マップ。
イギリスの名サッカーチーム「マンチェスター・ユナイテッド」がとにかく好きだということが伝わります。
「偏愛マップ」は、その人の意外な一面が見えたり、自分との共通点を見つけたりできる、アイスブレイクにはもってこいのワークです。
おまけ その2
海外から参加してくれたメンバーを紹介します!
おまけ その3
プログラム終了後の交流会では、普段の業務では接することのないメンバー同士で交流をしました。
「李 せい(fotowa事業リーダー)の話を聞いて、自分がfotowaに関われて幸せだと感じました。入社してすぐのタイミングで参加できて良かったです。」
「立ち上がって間もない頃にピクスタのタイ拠点にジョインしてくれた新メンバーが2名いるのですが、彼らは保証された未来があるわけでもないのに、僕を信じてピクスタに入社してくれました。
僕は、今日のPIXTA CAMPに参加して、ピクスタの未来は明るいと思いました。タイに帰ったら、ふたりに君たちの決断は間違ってなかったと言いたいです。
ふたりのため、さらに多くの人のために...タイでもPIXTAを広げていきたいです!」
また、奇しくも当日は、「ベトナム女性の日」。
PIXTA VIETNAMの女性メンバーへ、日頃の感謝の気持ちを込めたバラが贈られました。
「Chúc mừng ngày Phụ nữ Việt Nam!(女性の日おめでとう)」
以上、「PIXTA CAMP 2017」のレポートでした。
ありがとうございました!
執筆:戦略人事部 採用担当 鈴木瑞穂|撮影:クリエイティブ制作グループ ディレクター 矢島聖也