PIXTAは僕という存在をアピールできる場所 - 【PIXTAモデルLife】
初代ミスターコンテスト優勝者としてスタートしたモデル人生
もともと「モデルになりたい」と思ってはいなかったんです。
大学3年生の時に通っていた大学の文化祭で、はじめて開催された「ミスターコンテスト」に、「とりあえず出て」と言われて、とりあえずエントリー用紙に名前を書いたら、ファイナリスト5名に選ばれて(笑)。ここまできたら、中途半端な姿勢でいるのはダサいと思って、最終選考は真剣に頑張って臨んだら「初代ミスターコン」に選ばれたんです。
広告制作会社のスカウトマンや、芸能事務所の人に「モデルをやってみたら」と声をかけられるようになりました。当時、就職活動中でしたが、僕の中に「絶対にこれがやりたい!」と思えるものがなくて。それなら、ミスターコンテストの選考で経験した演技も面白かったし、モデルも面白いかもしれないと思って芸能事務所に入ることにしたんです。
「何かにつながるかもしれない」とはじめたPIXTAモデル
東京にきたのは大学卒業後です。カフェでアルバイトをしながら、レッスンしたり、オーディションを受ける日々です。テレビにもちょい役で出たりしたんですよ(笑)。
PIXTAでモデルをするようになったのも、事務所を通じたオーディションがきっかけです。「なんのチャンスになるかはわからないけど、何かにつながるかもしれない」と思ってスタートしました。
撮影は楽しかったです。いろんなクリエイターさんに会って、いろんな場所、シチュエーションで、いろんなモデルさんたちと撮影する。ウエディングの新郎役だったり、子持ちのパパになったり、PIXTAの面白さですよね。
でも、ちょうどPIXTAをはじめて1年――上京して3年が経った頃、思ったんです。「俺、このままでいいのかな」って。
芸能活動3年目に訪れた「このままでいいのか」という自問
毎日バイトしながらオーディションを受け続ける日々に、不満があったわけではありませんでした。写真を撮られるのは単純に楽しい。
でも、ある日、業界でも有名な人気モデルの先輩が「これからどうなるかわからないから、違う仕事もできた方がいい。気象予報士なら毎日ニーズがある仕事だから」と、気象予報士の勉強をしていると話していたんです。
衝撃でした。みんな、どうやったら自分をかっこよくみせられるかしか考えていなかったのに、人気も実力もある彼が、誰よりも先のことを考えていたんです。
本当に望んでいた「カッコイイ」は「生き方」だった
それから、ちゃんと考えるようになりました。自分が何をしたくて、どうなりたいのか。
写真を撮ってもらうのは好きです。単純に楽しいし、かっこよく見られたら嬉しい。でも、PIXTAの撮影はかっこいい写真だけじゃない。時にはかっこ悪いイメージだってあります。
でも僕は、どこにも使ってもらえないモデルより、たとえかっこ悪いイメージでも、自分が写った写真や動画がどこかの広告にちゃんと使われているモデルの方がカッコイイと思うんです。きちんと使ってもらえたら、地元にいる両親や、友人たちから「みたよ」「すごいね」って連絡をもらえたりして、それがすごく嬉しいんですよね。
一緒に撮影したクリエイターの写真も売れて、そうやって、いつも撮影の現場に呼んでもらえる方が、カッコイイと思うんです。だから僕はどんな役でも全力でやります。
だけど、先輩の話を聞いて、僕のゴールは、有名モデルになることじゃなくて、やりたいことをやりながら、余裕のある生き方をすることだなと思い至ったんです。そういう生き方がカッコイイなって。そしたら、モデルの仕事1本じゃなくていい。モデルの仕事もやりながら別の仕事も持って「やりたいことをやりながら、余裕のある生き方」をしよう。
PIXTAなら、自分のスケジュールに応じて撮影できるから、他の仕事をしながらでもモデルを続けられる。
そう思って、25歳で、所属していた芸能事務所をやめました。
PIXTAが「つながり」をつくってくれる
今、僕が勤めている会社は僕がモデル活動をしていることも理解してくれています。
実はある日、役員がいる席に違う部署の人から呼び出されたんですよね。
「なんだろう、俺なんかやらかしたかな」ってすごくドキドキして行ったら、PIXTAで撮影した写真を使った広告をみせられて「写っててびっくりしたよ! すごいね」っていう話で(笑)。入社早々、部署を超えて、社内のみんなと仲良くなるきっかけになりました。
モデルの仕事も、実はフリーになってからの方が増えたんです。PIXTAの写真がいろんなところで使われているから、僕のことを信頼してもらえているんですね。そうすると、また人脈が広がっていく。今もPIXTA以外でも多い時は月に5回ぐらい撮影しています。
僕があの時、PIXTAとつながったことで、様々な人や仕事とつながれているんです。
ここは僕をアピールできる場所
きっとPIXTAがなかったら、今頃はもう、モデルの仕事はしていなかったと思います。PIXTAをはじめた時、「何かにつながるかもしれない」と思ったものは、たしかにつながっていて、僕という人間を総合的にアピールできるひとつの機会になっています。
今でも、他のモデルさんたちが良く撮られてたら気になるし、対抗心も湧きます。モデル1本じゃなくなったからといって、1番でいたい気持ちは変わりません。それに、ストックフォトの世界は年齢に応じたイメージがあるし、ずっと続けていくこともできます。
これからもずっと撮影現場に呼ばれつづけるようなモデルとして、活躍していきたいと思っています。
▼TEDさんがモデルのPIXTA写真素材はこちらhttps://pixta.jp/tags/md%5b18973%5d
▼TEDさんインタビュー動画はこちら
(文:経営企画部 広報担当 小林順子/写真:コンテンツ部 CAG 荒川新介)