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企画営業グループの読書会を覗いてみた

 みなさんは、新しい業務に取り組むことになったときや、現状とは違う方法で業務を行う場合、どのように知識をインプットしていますか? 

 PIXTA事業本部 カスタマーサクセス部 企画営業グループでは、メンバー全員が参加する読書会を定期的に行うことで、新しい知識を共有し、業務に活かしているとのこと。

 某日行われた、読書会の様子を覗いてきました。

読書会の進め方

 今回の課題図書は、アンジェラ・ダックワース著『やり抜く力 GRIT』。

 当日までに各自が本を読み、読書会ではひとり5分を目安に、印象に残ったことや参考になりそうなこと、よく分からなかったことなどを共有します。

 アイスブレイクでは、書籍で紹介されていた「グリット・スケール」という「情熱」と「粘り強さ」をはかるクイズに取り組みました。

書籍第4章から引用

 自分が該当する回答の点数を合計し、その数字を10で割った数字がグリット・スコアとなります。スコアが高いほど、やり抜く力(グリット)がきわめて高いとされます。

 その後、それぞれのメンバーが感想や自分なりの解釈について話していきます。

 企画営業グループは、年齢も性別もライフステージも様々なメンバーで構成されており、人によって、引用する部分や感じたこと、自身の体験したエピソードとの紐付けが異なっていたのが印象的でした。

読書会の効果について

 後日、読書会を主催している企画営業グループリーダーの福本に話を聞いてみました。

── 読書会を始めたきっかけは何でしたか?

 2020年にユーザーサポートチームと営業チームが合併して、カスタマーサクセス部が発足しました。それまで別々のチームだったため、書籍を通じて「カスタマーサクセス」とは何かを理解し、共通言語を作ろうというところから始まりました。

 カスタマーサクセス部も、メンバーによって、企画、アウトバウンド営業、インバウンド営業、クロージング……と、担当業務が分かれており、リモートワークも相まって、普段は同じテーマに対してじっくり話し合う機会は少ない環境です。

 読書会を通じて、インプットの習慣を作ると同時に、自分の意見を出してもいいんだという関係性や連帯感も出来たら良いなと思っています。

── 今回、課題図書『やり抜く力 GRIT』を選んだ理由について教えてください。

 これまで『鬼速PDCA』『THE MODEL』など、ビジネスや営業に関する本を課題図書にしてきましたが、今回は趣向を変えて業務に直結しない本を選んでみました。

 私自身が育児中の友人に薦められて読んだところ、プライベートでの視点にとどまらず、業務への向き合い方や成長にも通じる情報があると思い、みんなで読んでみたいと思ったんです。

── 読書会では、「子育てに参考になる」という感想もあれば、「自分にとっての人生の目標を考えるきっかけになった」、「共感できる部分は特になかった」という人もいて、感じ方はそれぞれでしたよね。

 そうですね。ビジネスに直結しないからこそ、「そういう考えもあるなー」と受け止めやすく、発言して良いという場の雰囲気ができて良かったです。

 私自身は、書籍の中でやり抜く力(グリット)が身につくルールとして紹介されていた、「子どもだけに課題(〇〇しなさい)を出すのではなく、親も課題(挑戦すること)を作って子どもにも共有し、それぞれ取り組んでいる環境にしてみる」に感銘を受けました。 

 実際、本を読んでから子どもと「片付けチャレンジ」に取り組んでいます。それまで、娘は使ったものを片付けず、私は洗ったお皿を出しっぱなしでしたが、寝る前までにものを元の場所に戻すことにしています。忘れることもありますが、課題を共有することでお互いに頑張れています。

 また、グリットを伸ばす4要素として挙げられていた「興味」「練習」「目的」「希望」をメンバーの1on1に活かしていますが、メンバーが今どこのステップにいるのか、どんなハードルを感じているのかなどを聞くことで課題が見つけやすくなったと感じています。

── 今後も読書会は続けていきますか?

 はい、今後も2, 3ヶ月に1度実施していきたいと思います。次回は『大型商談を成約に導く「SPIN」営業術』を課題図書に実施する予定です。こちらは業務の参考として取り入れていきたいなと思っています。

── インタビューへのご協力、ありがとうございました!


 知識をインプットする機会になるだけでなく、チーム作りにも役立つ一石二鳥の読書会。ぜひあなたのチームでも取り組んでみてはいかがでしょうか。

 

(インタビュー、執筆:人事総務部 鈴木 瑞穂)