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【社員インタビュー】20年いたゲーム業界からWeb業界へ。クリエイター支援に未来を見るエンジニア

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大村 直人(Naoto Omura)

ピクスタ株式会社 プラットフォーム推進本部 開発部 fotowa開発チーム テックリード

高校卒業後、1991年にゲーム会社に入社。ゲーム関連会社を5社経験したのち、Webサービス業界に転職。2016年12月にピクスタに入社し、PIXTAのシステム改修に従事。2017年6月からfotowaの開発に携わり、現在はテックリードとしてチームを牽引する。2020年2Qにコマタ☆アワード「縁の下の力持ち賞 特別賞」受賞。

 エンジニアとして長いキャリアを歩むうえでは、どこで・何を目指して・どんなサービスの開発に携わるかは大きな分岐点になることでしょう。ピクスタで働くことが、個人のキャリアにとっても大きな意味を持ってほしいものです。

 今回は、fotowaでテックリードとして活躍する大村にこれまでのキャリアの変遷と、今後目指していく姿を聞きました!

ゲーム業界からWebの世界へ

 ーーピクスタの多くのエンジニアにとっても大先輩な大村さんですが、そのキャリアはゲーム会社から始まったんですね。

 はい。小さい頃からゲームが好きで、プログラミングを勉強するようになったのも、自分でゲームを作ってみたいと思ったのが最初のきっかけだったんです。

 新卒でゲーム会社に就職し、ゲーム業界で数社を経験しながら業務用から家庭用、モバイル向けまで様々なゲームを企画・開発していました。20年ほどはずっとゲーム業界にいたんですが、2010年にWebサービス企業に転職したんです。

 ーー20年も! 何が転職のきっかけだったんですか?

 当時、第一次ソーシャルゲームブームを迎え、ゲームとネットワークの関係が大きな変容を迎えていました。そんな潮流のなか、僕もゲーム産業に関わる一人として、ネットワークを駆使したゲームのあり方をもっと模索したいと思うようになりました。

 しかし僕はその頃まだネットには詳しくなく、当時の職場では知識や経験をつけることも難しかった。そこで、ゲームとネットを掛け合わせた経験を積むことができる環境で、もっとスキルを身につけるために転職することを決めました。

 転職先のWebサービス企業は、Webのエンターテイメント事業を主に扱っていて、ゲーム業界で培った経験や知識を活かしながら、新たな経験へ広げていける環境でした。実際、その会社では動画配信サービス関連の開発業務に携わることが多く、それがゲームだけではない自分の可能性やキャリアにつながりました。

 ーー大きな転換点になったんですね。そこからピクスタに転職された経緯はどんなものだったんでしょうか。

 前職で長く働いていることでポジションが固定化されるようになってきていたのですが、もっと新しいチャレンジをしたいと考えたことが、転職を視野に入れるようになったきっかけです。ユーザーに喜んでもらえることをゴールに、エンジニアとして状況の変化に強いシステムを作る、またリーダーとして大きくて強いチームを作って維持することに挑戦したいなと。

 それまではゲームが自分の軸の一つだったわけですが、前職で6年ほど働くなかで前述の通りゲームだけではない可能性、すなわちもっと広い意味でユーザーに喜んでもらえるサービスを開発することを、自分のキャリアの軸とするようになっていました。

 その軸で転職活動をしているときにピクスタのことを知り、これまで経験してきたことや今後の自分の行先を考えると、ピクスタで働くことが一番キャリアの線が繋がると感じたんです。

 ーーそれはどんなキャリアの繋がりだったんでしょうか?

 ポジションの内容としては、現場でエンジニアリングしながらサービスやチームを拡大させていくというもので、まずそれがプレイヤーかつリーダーとしてキャリアの幅を広げていきたい想いにマッチしていました。

 そして単に業務内容だけの話ではなく、「才能をつなぎ、世界をポジティブにする」という企業理念や、PIXTAというサービスの裏にある「クリエイター支援」という思いに強く共感したことが大きな魅力でした。

 僕自身、長くゲーム制作に携わっていたこともあり、クリエイター側の人間とも言えます。ジャンルを問わず誰かの才能の支援をすること自体が、自分の才能の発揮になるかもしれないと感じて入社を決めました。

fotowaの夢と目標に向けて

 ーーこうしてピクスタに入社されたわけですね。入社当初はどのような役割だったんでしょうか。

 入社してすぐは、PIXTAのサービスチームに入って様々なシステム改修を行なっていました。大きなものでいうと、少量定額プランを実装したことです。現在はさらにプランの選択肢も増えているのですが、当時は定額制では大量購入のユーザー向けのプランしかなく、初めてライトユーザー向けの定額プランを作ることとなり、それに貢献することができました。

 そして半年間PIXTAで会社のことや開発体制のことなどを一通り経験したのち、2017年の6月にfotowaの開発チームへ異動しました。当時、fotowaは立ち上げからようやく1年余りが経ち、これから成長期に入るタイミングでしたが、そこで開発チームを強化する目的で牽引役としてアサインされました。

 ーー技術力を買われての抜擢だったんですね! 入社半年での大役、どんな気持ちでしたか?

 それまでPIXTAでやっていた時よりも重要な立場であるのは明白だったので、最初に話をもらったときは驚きました。しかし、元々ピクスタに入社する際に、ゆくゆくはリーダーを担っていってほしいポジションだということは聞いていましたし、僕自身も前職までに、ひとつのプロダクトの開発責任者としてリードしていく役割を長くやっていました。これまでの経験を活かして、より成果を出せるチームを作ることも今後やっていきたいことのひとつだったため、迷いはありませんでした。

 また、fotowaというサービス自体にも興味がありましたし、ある程度成熟していたPIXTAと違い、まだまだこれからのサービスだからこそできることもたくさんあるだろうと感じたことも、迷いのなかった理由の一つです。

 ーーできたばかりのfotowaでの3年間、実際にはどのようなやりがいがあったのでしょうか。

 具体的な何かというより、サービスやシステムを大きくするにあたり、パーツを組み合わせるだけではなく、全体が一体感のある仕組みとして完成するように成長させられたことですね。できたばかりのサービスだからこそ、その場しのぎのシステムではなく、今後の成長を見越した設計が必要になります。継続的な成長を目指して開発に取り組んでこれたことが、達成感につながりました。

 また、fotowaの目指す世界は「出張撮影を当たり前にすること」、そして目標は「fotowaが出張撮影の代名詞になること」です。この夢と目標に向かって、どういった形で成長するべきかを常に意識しながら、チーム一丸となり取り組んでこれたことも、やりがいとして感じている一つです。

 ーー2020年はそんな出張撮影を扱うfotowaにとっても、新型コロナの打撃という試練の年になりましたが、そのなかで2Qのコマタ☆アワードを受賞されましたね。おめでとうございます!

 ありがとうございます。7月に、2020年2Qのコマタ☆アワードの「縁の下の力持ち賞 特別賞」をいただきました。

 今年の3月ごろからfotowaのインフラ費用の削減に取り組んでおり、一番費用のかかっていたAmazon S3のコストを従来の半分以下にコストダウンできたのですが、それを評価されたとのことでした。

 実は、受賞当日はたまたま休暇をとっていたため、後から他のメンバーに聞かされたんです(笑)。

 ーーそうだったんですね、それは少し残念ですが……(笑)。コスト削減に取り組もうと思ったきっかけは何だったんでしょうか?

 平たくいうと、新型コロナウイルスの流行が影響した取り組みです。

 元々、昨年ごろからコストに削減余地があることは認識していました。ただ、当時は売り上げも伸び盛りで、費用の削減よりもサービスを改善していくことにリソースを優先的に割くことにしていました。そのため、ユーザーに向けた施策をより優先度高くすることとし、コスト削減については一旦取り組みを保留としていたのです。

 ところが年明けごろから新型コロナウイルスが騒がれ始め、2〜3月にはfotowaも予約キャンセルが増えて、売り上げが伸び悩むこととなりました。そうなってくると今度は、サービス継続のために固定費削減の優先度が上がります。特に3月時点では影響がどの程度大きくなるのか、どのぐらいの期間続くのかなど、全く見通しがつかなかったこともあり、今後サービスを継続し、また成長させるためにも、このタイミングで必要な施策でした。

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fotowaチームオリジナルのZoom背景で

いつか新たな才能の架け橋に

 ーー6月には予約件数もV字回復を見せ、fotowaもその困難を乗り越えつつある現在ですが、今後に向けての大村さんの展望を教えてください。

 fotowaはこれからもっと大きくなるサービスだからこそ、これまで以上にチーム作りに貢献していきたいと思っています。今は僕自身が手を動かすことも多いのですが、これからはもっと他のメンバーができることを増やしていくことに力を注ぎ、チーム全体の力を拡大させたいですね。それがひいては、より良いサービスへの次のステップになると考えています。

 元々ピクスタに入社する時点で、技術力に期待してもらっていたのですが、今後は自分一人の技術力ではなく、メンバーに「大村と仕事をすると技術力が上がる」と思ってもらえることを目指しています。

 ーーfotowaチームのさらなる進化を牽引していくということですね! 期待しています。
  fotowa以外でも取り組みたいことはありますか?

 fotowaを離れて考えると、いずれは新規事業の立ち上げに携わりたいと思っています。今はまだ、これと決めているサービス内容があるわけではないんですが、クリエイターの才能と、それを必要としているユーザーの架け橋になれるようなサービスを、PIXTAともfotowaとも違う視点から作っていきたいなと。

 ーー昨年実施した新規事業の社内公募企画でもたくさんのアイデアを応募していましたね!

 残念ながら実施にまでは至れなかったのですが、思いつくものはなんでも提出しました。とりあえず今は、他人のアイデアや既存サービスとかぶることを恐れるよりも、たくさんアイデアを出して「どんな目線で考えていくか」を試行錯誤することを意識しています。

 ピクスタはまだ新規事業を年にいくつもポンポン生み出している会社ではありませんが、ゆくゆくは新規事業をコンスタントに生み出すことも目指していますし、一度始めたらじっくり育てていくことができる環境があります。

 もしかすると、いつか僕の立ち上げる新しいサービスは、またゲーム業界にもつながるかもしれない。そんな夢も見ています。

ユーザーを意識した開発ができる喜び

 ーーさて、fotowaでは現在エンジニア募集中。複数社を経験してきたからこそわかる、ピクスタエンジニアの特徴を教えてください!

 いいところとして、エンジニアの中でしっかり目線があっていることがあげられます。これは単に仲の良いチームというわけではなく、同じ目標に向かって目線を合わせられているということ。

 この目線というのは、「技術を使って世の中に貢献していく」というものです。技術の先にあるユーザーを意識した開発ができることは大きな強みでもあり、またそういった志向を持つ人にはとてもやりがいのある環境だと思います。

 また、チャレンジする姿勢があればどんどん新たな領域に取り組んでいけることもいいところの一つです。ピクスタでは少人数のチーム編成を行なっているので、狭い領域に特化するのではなく、幅広く様々なことに取り組んでいくことができます。

 反対に、このような環境を好まない人には合わない環境かもしれません。例えば、ある特定の領域に秀でた方で、他の分野に手を広げたくないスペシャリスト気質の方だと、やりづらさを感じてしまうかもしれないですね。

 ーー技術を使って世の中に貢献するためには、領域問わず必要な技術に取り組んでいきたい方がベストマッチということですね!
  それでは最後に、まだ見ぬ新メンバーへメッセージをお願いします。

 前述の通り、やる気さえあればいろいろなことに挑戦できる環境です。ユーザーと共にサービスを育てる目線を持ってエンジニアとして試行錯誤したい方、フォトグラファーをはじめ様々な世の中の才能をつなげるプラットフォームをつくることに興味のある方、お待ちしています!

 ーーありがとうございました!

open.talentio.com

(インタビュー・執筆:戦略人事部 伊東 祐美)