ピクスタ+(プラス)| ピクスタの見えないトコまで知るメディア(ピクスタ株式会社公式企業ブログ)

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【実録】わが社の在宅勤務〜1ヶ月後アンケート調査〜

f:id:pixtablog:20200428173410p:plain 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2020年4月7日に緊急事態宣言が出されて以降、各企業で可能な限りの在宅勤務が推奨されていることと思います。

 ピクスタでは、感染経路が不明な感染者が出はじめた2月18日から、急遽「在宅勤務推奨期間」に入り、4月1日からは「原則在宅勤務」「原則出社禁止」へと対策を強化。現在に至ります。

 で、実際どうなのよ? みんなどうしてるの? リアルボイスを聞いてみたい!!

 ……ってところだと思うので、ピクスタが在宅勤務を開始して約1ヶ月後に行った「在宅勤務に関するアンケート調査」の結果をお伝えします!

[調査概要]
調査名称:在宅勤務に関する従業員アンケート
実施期間:2020年3月16日〜3月23日 
回答対象:ピクスタ株式会社の全従業員
有効回答:79名

リモートワークで社内コミュニケーションはどうなった?

 オフィスで顔を合わせなくなることで懸念されるのが「社内コミュニケーション」。  上長や部署内、他部署とのコミュニケーションについてそれぞれ聞きました。

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 全体的には在宅勤務前と比べて「変わらない」という回答が多く寄せられました。  ピクスタの社内コミュニケーションツールはもともと「チャットワーク」。部署内外を問わず、日常的にチャットコミュニケーションが盛んに行われているため、フルリモートになっても大きな弊害はない様子。

 とはいえ、4割程度はやや難しさを感じているというのが実情。

 実際の声もいくつか紹介しましょう。

【しやすくなった派】
・コミュニケーション手段がオンラインのみになったことで、仕事の進捗状況や相談事項が見える化されるようになった(上長とのコミュニケーション/コーポレート)
・在宅で顔が見えない方が、かえってチャットで話し掛けやすい(自部署内コミュニケーション/事業部)

【変わらない派】
・ビデオ会議、チャットでことが足りる(上長・部内コミュニケーション/開発部)
・チーム限定のつなぎっぱなしチャンネルで、すぐ相談できるので困っていない(自部署内コミュニケーション/事業部)
・いつもチャットのやりとりが多いのであまり変わらない(他部署とのコミュニケーション/コーポレート)

【難しくなった派】
・雑談っぽい細かい情報共有が面倒になっている(上長とのコミュニケーション/開発部)
・チャットベースだと温度感が掴みづらい(上長とのコミュニケーション/コーポレート)
・ちょっとした質問や気になったことは聞かなくてもいいかと留まる(自部署内コミュニケーション/事業部)
・業務上、直接かかわりない方と話さなくなったのが気になる(他部署とのコミュニケーション/事業部)

 

 しやすくなった派や変わらない派は、コミュニケーションがオンラインに限定されたことで、逆に共有や見える化を意識するようになったり、すぐに話しかけられるような「オフィスにいる時と似た状況」を意図的につくるなどの工夫もみられます。

 一方で圧倒的に多かったのが「雑談が減った」こと。

 ちょっとした質問は遠慮して飲み込んでしまうという人もちらほら。

 オフィスにいれば、すれ違いざまのちょっとした交流や、耳に飛び込んでくる会話から生まれる交流もありますが、フルリモートではそうもいきません。

 ピクスタでは以前から、メンバーそれぞれの気になるニュースをシェアする「Newsワイガヤチャット」や、福利厚生のひとつである個々のサークル活動のチャットがあるので、たわいもない雑談はこれらで行われることも多いですが、在宅勤務対応になってすぐに「在宅勤務を語ろうチャット」も開設されました。

 最近では、オンラインランチやオンライン飲み会も積極的に開かれるようになってきたので、少しずつ解消されてきているとは思いますが、このあたりは今後も課題として残りそうな点ですね。

タイムマネジメントはどう変化した?

 通勤時間がない分、生産性はあがる! とも言われていますし、自宅にいたらサボっちゃうでしょう(笑)、なんて界隈では様々な意見があるようですが、実際のところはどうでしょうか。

 まずはタイムマネジメントから。

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 意外と「難しくなった」は4分の1程度。むしろ「しやすくなった」という声は3割を超える結果に。

 先程「コミュニケーション」で雑談が減ったという声もありましたが、一方で「あまり話しかけられなくなった分、集中できる」という声もありました。

 雑談があればこそ思わぬアイデアが生まれたり、円滑に仕事が進められるというものですが、がっつり集中して取り組む時間も大事。一長一短ですね。

 また「小さな子どもがいる環境では思うように仕事ができない」という声も。

 予期せずWeb会議にお子さんやペットたちが参加するのは「和む」という平和な感想も届いているので、参加者の不満はなさそうですが、当人たちが仕事に集中できるかというと、別問題ですよね。

労働時間と生産性

 通勤時間が消えた分、労働時間はどうでしょう。

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 こちらも「変わらない」が約4割と最も多い結果でしたが、「増えた」という回答も同様に4割。

・通勤時間がなくなった分、仕事に当てられる
・自宅であるがゆえにオンオフの切り替えがうまくできず仕事し続けてしまう

 

 といった声も。

 フルリモート開始から1ヶ月の時点では、まだピクスタメンバーもバランスのとり方はそれぞれに模索中といったところでしょうか。

 一方「生産性」については「変わらない」が約3割で最も多い結果に。

 ただし、全体傾向はやや低下気味でした。

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 フリーコメントから原因をみてみると、

・家のwi-fiが弱く、通信が不安定
・家にダブルスクリーンの環境がない
・自宅のデスクと椅子が仕事に最適化されていないので、お尻が割れそう
・自宅PC、ネット回線がオフィスのものに比べてスペックが低い
・オンオフ、気分の切り替えも、生産性向上のためには大事だということもわかった
・自分のモチベーション管理が難しい
・家族がそばにいるため集中できない時間がある

 

 などなど。

 高い生産性を保つには「作業環境」と「気持ちの切り替え」が大事ということも、よくよくわかってきました。

 ピクスタが、4月1日から在宅勤務推奨から「原則在宅勤務」に対応を強化するタイミングで「在宅勤務手当」を臨時の福利厚生として導入することにした背景にはまさにこれがあります。

 メンバーが快適な作業環境を整えるための一助になれば、という経営判断です。

 ありがたい!

在宅勤務になってどんな良いことがあった?

 労働時間は増加傾向、生産性は低下傾向……とはいえ、いいことだってあるはず。そこで、「在宅勤務になって増えたもの」を聞いてみました。

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 1番は「家族・友人との時間」。約7割のメンバーが増えたと回答しました。

 次いで、自己啓発や趣味に当てる機会の増加。プライベートタイムも充実できるのが在宅勤務の醍醐味です。

 社内のチャットでも「娘がコーヒーを入れてくれた」「息子がバナナを剥いてデスクに置いていってくれた」というほっこりネタも飛び交っています。

 一方で2割強は、肉体的・精神的負担が増したと回答。

 コメントには、圧倒的に「運動不足」を指摘する声が並んでいました。在宅勤務の弊害というよりも「外出自粛」が堪えている様子。

 肉体的にも精神的にも適度な運動で上手にリフレッシュしたいものです。

最終的に「フルリモートワーク」はどうなのよ?

 ここまであれやこれや、メンバーに質問してきましたが、最終的にはどう思っているのかききました。

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 たとえば、afterコロナ。

 無事終息したその後も在宅勤務を継続したいかを問うと、半数以上が「時々したい」と回答しました。

 環境によって回答にばらつきはあるものの、概ね「在宅勤務、賛成!」ということのようです。満足度の高さからも、その意向が伺えます。

 そして最も多かった声は「臨機応変に選べるようになりたい」でした。

 在宅勤務の良さも、オフィスのありがたみも両方実感できた約1ヶ月。

 働き方や仕事のあり方、オフィスの存在意義や定義など、価値観が大きく変わっていく節目にいるのかもしれませんね。

 まだまだ続く、外出自粛。

 医療従事者の皆様やライフラインを支えてくださっている皆様、その他にも様々な出勤せざるを得ない業種の方々に深く感謝すると共に、わたしたちができること「#Stay Home」を守りながら、継続的な事業運営のためできることを、引き続き模索していきたいと思います。

 

(執筆:経営企画部 広報グループリーダー 小林順子)