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【新・執行役員】最年少で執行役員 CTOとなった後藤の、理想への熱き思い

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後藤 優一(Yuichi Goto)

執行役員 CTO 兼 開発部長

大学院在学中にアルバイトとして2年間「PIXTA」のサービス開発に従事。卒業と同時に正社員として入社し、2016年12月から開発部技術推進室長に就任。2020年1月には最年少で執行役員 CTO 兼 開発部長に就任。

 2018年にピクスタ+にて、学生時代のことから新卒2年目で技術推進室長になるまでや、大切にしていることについて語ってからおよそ2年。今回、執行役員およびピクスタ初のCTOに就任したことを機に、後藤のこれまでと今後の展望について、再び話を聞いてみました。

技術者が経営に携わるということ

ーー執行役員、CTO、そして開発部長と、一気に役職が増えました。前回インタビューから、気持ちの変化はありますか?

 2年前からの変化というよりは、新卒のころからの気持ちの変化が大きいですね。当時は、とにかく技術を磨いていきたいという思いが強くありましたし、実際、粛々と技術改善に取り組んでいました。

 僕は、自分がエンジニアとして本流のキャリアを歩んでいるとは思っていないんです。サービスそのものを開発、改善するのが本流だとしたら、むしろ窓際族というか(笑)。サービスや経営よりも、純粋に技術的な改善に取り組むところからキャリアをスタートしていますしね。だからそこから執行役員、CTOになるというのは、もしかすると少し異色に見えるかもしれません。

 ただ、技術改善に邁進している中で、僕自身は少しずつ考え方が変わっていったんです。自分一人でいくら足掻いたって、根本的な解決にはならないんだ、と。

 たとえば、技術的負債を解消しようとしても、大元から改善しないと穴の空いたバケツに水を注いでいるようなもので、いくら頑張ったところで応急処置にすぎない。じゃあその大元は何かを辿っていくと、大抵の場合、組織だったり、経営判断だったりすることが多いんです。

 そんなことを考えるうちに、もっと経営的な意思決定に、技術的な観点を反映させていきたいと思うようになりました。新卒のころの僕を知っている人からすると、驚かれるかもしれませんね(笑)。

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ーー会社としても、技術的な観点をもっと経営や事業に活かしていきたいという、共通の姿勢が今回の抜擢に現れたんですね。

 そうですね。個人的には、CTOになったことよりも、経営に携わる「技術系出身の執行役員」になったことに大きな意味があると思っています。まさに「経営的な意思決定に、技術的な観点を反映」できるようになったわけですから。

 経営の意思決定とは、たくさん出た意見の中で、最終的に何を重要視して進めるかを合意していくことだと思っています。今まで、ピクスタで開発・技術を管掌していたのは役員4人中1人だけでした。しかも、開発以外の分野も管掌していたので、Webサービスを運営する事業会社として、またピクスタグループの半数近くが開発に携わるメンバーであることを踏まえても、やや心もとない状況でした。そこへ今回、僕ともう一人、ベトナムの開発拠点をまとめている小張が執行役員になることで、8分の3になった。これは今後の意思決定において、非常に重要な変化といえます。

 この「技術系出身の執行役員」であることを重視するようになった背景には、他社のCTOの方々の姿勢に感銘を受けた経験も影響しています。

 以前、日本のベンチャー企業のCTOが多く集まるイベントに参加したことがあります。業界では名の通った方々が何人もいらっしゃって、豪華なイベントだったのですが、そこで登壇された方々が、技術よりも経営の話を多くされていることに衝撃を受けました。

 僕はそれまで、CTOというのは技術に責任を持つ人、という認識を持っていたんです。それが、技術だけではなく経営上必要なことはなんでもやるし、事業計画書だって書く。CTOという肩書きで役割を縛ってしまう必要はないんだと、目からウロコが落ちたような感覚でした。僕にとってのターニングポイントを挙げるとしたら、このイベントに参加したことですね。

 それからしばらくして、今回の役員人事の打診がありました。必要だと感じていたところにいただいた話だったので「やらせてください」と即答しました。

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技術はなんのためにあるのかを考える

ーー執行役員、CTOと同時に、開発部全体をみる立場にもなりました。開発部長としての展望も聞かせてください。

 前開発部長の星から単に引き継いだことだけでなく、いろいろとやってみたいことがあります。たとえば、今まで以上にエンジニアも、事業貢献を意識していけるようにしたいと思っています。そのために、直近では評価制度に「事業のために技術をどう活かしたか」という観点をもっと取り入れていきたいと構想しています。

 企業でエンジニアとして働くという文脈においては、技術はユーザーのために使うべきだし、事業貢献のための手段です。だから、自ずと自己成長というのは目的ではなく結果になると思うんですよね。事業貢献のためにどんな技術が最適なのかを考えて習得することを繰り返していたら、いつの間にか自分も成長している、という具合に。

 ピクスタのような自社サービスを持つ企業の魅力の一つは、ビジネスサイドとエンジニアが委託・受託の関係ではなく、エンジニアも積極的にビジネス・事業に関わっていけることです。その強みをより活かしていきたいという思いが、背景にあります。

 もちろん、今でも事業に貢献しようという気持ちでピクスタのエンジニアは取り組んでいますし、いち技術者としての技術力の高さも、同じくらい評価されるべきです。だから、中長期的にはサービス志向の人も、技術志向の人も喜んで活躍できるような、多様性のある組織をつくりたい。そのために、現在の開発部という組織のあり方も折を見て再検討したいと思っています。

ーー経営・事業と技術の距離をより近づけたいという、一貫した姿勢なんですね。さて今後、会社や事業が拡大していく中で、開発部にも新たなメンバーが増えていくこととなります。未来の仲間に向けて、メッセージをお願いします。

 ピクスタは、4年前に立ち上げたfotowa事業をこれから、より一層グロースさせていくフェーズにあります。一方で、主軸であるPIXTA事業も現状に満足するのではなく、新たな取り組みを行おうとしている最中です。また、これら既存事業だけではなく、ほかにも柱となるものを創り出していくタイミングです。

 そうやって事業を広げていこうとしたときに僕たちが取り組むのは、あらかじめ答えのある問いではありません。何が答えかわからない、もしかするとそもそも、その「問い」すら自分たちで設定しないといけない、そんな未知の世界です。そこに飛び込んで、トライアンドエラーを繰り返し、失敗を楽しめる人にはベストな環境だと思いますよ。

 不確実性と向き合うことを楽しめる方に、ぜひ来てほしいと考えています。お待ちしています!

知識のレンガを積み上げる

ーー経営と技術の関わりについても開発部の未来についても、本質や理想を追求する熱量の大きさを感じました。後藤さんをそこまで駆り立てているものは何なのかを、最後に教えてください!

 大げさかもしれませんが、僕のモチベーションは、人類の知の領域をほんの少し押し拡げることにあります。

 知というものは、人類の努力の結晶だと思っています。これまで先人たちが様々な試行錯誤を繰り返した結果として、現在の知識があり、そこに僕らがまた一つ新たな知という名のレンガを積み上げる。人ひとりの人生だとか会社の歴史だとか、そんな小さなものではなくて、もっと大きな知の世界を少しでも拡げることにやりがいを感じるんです。

 ピクスタの一員としても、いち技術者としても、そんな思いを持ってこれからも取り組んでいきたいと思っています。

ーーありがとうございました!

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(インタビュー: 経営企画部 広報グループ 小林 順子 執筆:経営企画部 広報グループ 小林 順子、戦略人事部 採用担当 伊東 祐美 撮影:コンテンツ部 クリエイティブディレクター 矢島 聖也)