こんにちは!ピクスタ台湾支店のコミュニティ・マネージャーの謝(しゃ)です。先日、恒例となりつつある「クリエイター向け人物撮影プロジェクト」を行いましたので、レポートをお届けします!
人物撮影プロジェクトとは?
PIXTA写真素材の売れ筋ジャンルのひとつ「人物素材」を制作するプロジェクトです。複数人のクリエイターと一緒に学び、合同撮影会で実践へとつなげる、人物撮影初心者のクリエイター向けのプログラムです。詳しくはこちら!
plus.pixta.co.jp
数ある写真素材のジャンル(例えば、オフィスや自然風景など)の中のひとつである、人物が写真のメインとなる「人物素材」を制作・撮影するプロジェクトです。人物素材は、使われやすく売れ筋のジャンルのため、クリエイターにとっては、クオリティの高い人物素材を投稿しておくことが活躍への近道とも言えます!
人物素材の撮影は、場所やモデルやヘアメイクの手配などに予算がかかり、クリエイターにとっては、撮影のハードルが高く感じることもあるでしょう。しかし、今回の人物撮影プロジェクトのように、他のクリエイターと合同で撮影ができれば、予算を抑えられ、アイデアや視点を広げることもできるので、人物撮影初心者のクリエイターにはオススメです。
前回の人物撮影プロジェクトが好評だったため、さらに多くのクリエイターのレベルアップを図るべく、今回は準備時間を短縮して、かつ本番でもっと的確に必要なシーンを撮影できるように企画の効率を高めた3日間のプロジェクトを開催しました!
スケジュール
DAY 1 〜 企画レビューとロケハン 〜
参加者には、事前に「ライフスタイル」の要素を含めた撮影テーマを考えて、参考となる画像50点をピックアップしてきてもらいました。
当日は撮影テーマに沿って、ロケハン(撮影場所に事前に行き、撮影イメージをつかむこと)をしました。
DAY 2 〜企画のブラッシュアップとディレクションの練習〜
撮影するテーマを10個に分けて、テーマごとに15点の参考にしたい写真をまとめます。
私(手前左)が、クリエイター(手前右)にディレクションについてお教えしました。ディレクションの練習をする目的は、撮りたいシーンと状態をモデルにしっかり伝えることと、画面が自分自身の思った画になっているかどうかをクリエイター自身が意識できるようになるためです。
DAY 3 〜撮影本番!〜
今回のプロジェクトでの新たな試み
①良いロケーション!
前回の人物撮影プロジェクトでは、企画に長い時間をかけましたが、今回はクリエイターに撮影のイメージをより膨らませてもらうために、ベストなスタジオを探しました。市内から少し離れたところでここだ! と思えるスタジオを見つけ、クリエイターたちのテンションも上がります!
②スピーディーな企画づくり!
前回のような絵コンテの製作は時間がかかってしまうため、今回は方法を変えました。参考にしたい写真から自分なりのバリエーションを考え、限られた時間でもしっかりした企画を作りました。
③人気モデルとの撮影!
今回はFacebookで15,000人のフォロワーを持っている茜珊さんを撮影にお招きしました。台湾ではCMやテレビ番組にも出演したことがあるほどの人気者です!素材の売れ行きにも期待しちゃいます!
今回のプロジェクトで完成した作品は?
実は今回も、販売開始後すぐに、売れた作品がありました!(下の写真)
「フィットネスアプリを見て運動する」という、時代に合ったテーマの素材がすぐ売れたのですが、それによって、人物素材の撮影を始めたばかりのクリエイターたちも「ニーズを意識することの大切さ」を実感できました。
参加したクリエイターたちからの声
- 早く販売開始させて、次回も参加したいです。
- これまで考えていた構図と違う構図を知り、すごく勉強になりました!
- クリエイターへの情報共有は、ぜひ続けてほしいです。
- 他のクリエイターとチームになったように感じたので、また一緒に撮りたいです。
プロジェクトを担当した私の所感
前回と比べて少し高い予算で実施したのですが、現場のセッティングとライティングのクオリティとモデルさんの動きが前回と比べてぐっと上がりましたし、広いスタジオで撮影ができたので、いろんなアングルが撮れて、費用対効果があったと実感できました。これも本当に合同撮影に関わったいろんなメンバーのチームワークのおかげだと思っております。それにクリエイターたちにとっても、仲間がいることによって、モチベーションも上がったようです。今後もまたクリエイターたちが人物素材の撮影の魅力を感じられるような企画を続けたいです。
(執筆/写真:台湾支店 コミュニティ・マネージャー 謝 宗杰 編集:戦略人事部 採用担当 鈴木瑞穂)