大仲 萌湖(Moeko Onaka)
コンテンツ本部 コンテンツ部 クリエイティブアドバイザー
2015年に新卒で大手IT企業へ入社。WebディレクターとしてファッションECサイトのサイトづくりを行う。その後、2018年3月にピクスタへ入社。クリエイティブアドバイザーグループ、コミュニティマネージャーとしてPIXTAのクリエイターの制作活動支援を行う。
ファッションが大好きで、ファッションに関わるサービスに携わり、毎日夢中になりながら仕事に没頭していた大仲。そんな彼女がなぜ大企業の安定を捨てて、新しい挑戦を選んだのか。また、なぜその挑戦がピクスタだったのか。本人に赤裸々に執筆してもらいました。
もし明日で人生が終わるとしたら
”社会人” という大人の領域に足を踏み入れた私は新卒でITのいわゆる大企業に入社しました。同期は300人以上、全社員合わせて1万人規模の会社でTHE体育会系!な会社でした(笑)。
WEBの編成部に配属され、WEBの面白さに魅了されて私は毎日必死に仕事に食らいつきました。素敵な仲間に恵まれて、ビルの19階からの多摩川の眺めはボチボチ。環境に不満はありませんでしたね。
ただ大企業ということもあり、だいたいの仕事は決まった形で上から降りてきてそれを形にするというようなルーティーン業務でした。
「もっとこうしたい、こうしたら面白いかも」そう思ってもなかなか形に出来るような余裕と時間がなく、必死にKPIを追いながらリリースに集中する毎日でした。
膨大な時間は費やしているものの、満足感が全然なく「これって私がやるべきことなのかな...もっと創造力豊かに仕事がしたい」と悩むようになりました。
会社員って自由に好きなことが出来るような甘いものじゃないし、楽しいだけの仕事なんて無いのも分かっています。でも自分の大切な時間を使って働くんだから自身の成長と満足感に繋がらないとそりゃ続かないよなぁって思います。
1日24時間のうち睡眠時間をのぞいたらほとんどは会社にいるんですよ(笑)?
やり甲斐がないとやってられないわ! ってなりますよね。
自分自身、そして現実と向き合った時に成長も満足も出来ていなかった状態の自分で、明日人生が終わるとしたら後悔をしてしまうと思い、新たな環境でスタートを切ることにしました。
心から好きだと思えることを仕事にしたい
小さい頃からダンスをやっていて創作をして表現をし、衣装や起承転結のあるショーケースで人の目を引くコンテンツをつくり、人のリアクションを原動力に生きてきた人生でした。
また、動画制作や写真を撮るのが大好きで毎日動画制作をして発信をするのが生き甲斐のようになっていた私は「細々と磨いてきたコンテンツ力や発信力を活かした仕事に就きたい」そう思うようになり、ピクスタのクリエイティブアドバイザー職を受けることにしました。
ピクスタを支えて下さっているたくさんの才能ある人たちが輝ける場を提供し、全力でサポートしたい。そんな想いが転職の原動力となりました。自分のバックグラウンドや好きなものがリンクして仕事になるって単純かもしれないけどすごく幸せなことだと思っています。
なりたい自分になれそうか?
初めはピクスタのことを全然知らなかったので採用サイトやサービスを片っ端から見ました。信じてもらえるかはわからないのですが、完全に「ビビッ」と来ました(笑)。
企業理念やグループビジョン、ピクスタウェイを見て「私ここに行きたい」と母に話したことを鮮明に覚えています。
ピクスタの選考は、面接! というよりはお互いのことを知るためのデートのような感覚でしたね。面談や選考が進み、思っていた以上に素敵な会社で「ここだったら自分の最大限の力を発揮出来る気がする」そして「期待に応えたい」そう思いました。●●株式会社の大仲さんではなく、大仲萌湖という一人の人間として接してくれ、興味を持ってくれたことがすごく嬉しかったです。
転職ってお給料、福利厚生、社員数、労働時間、環境、いろんなものが前職との比較対象になってしまい気持ちだけではなかなか決めきれないところがあるんですよね。
「お給料は大丈夫かな」「ホワイトなの? ブラックなの?」「怖い人ばっかりだったらどうしよう...」頭の中をぐるぐる。
特に私は心配性なので悩みに悩みました。転職活動中にお給料が高いところも、スタートアップも色んな企業を見てきました。分かったことは最終的に何が大事かって「自分がこの先どの会社にいけば圧倒的な成長が出来るか」それだけでした。長い目で見て、将来の自分を想像してほしいです。
「3年後の私はなりたい自分になれているかな?」
とは言っても考え方は人それぞれだと思います。ただ、「会社行きたくないマジ無理」なんてLINEを友達に毎朝送るような精神状態になる会社だけは避けてほしいです(笑)。
私の目標は「自分の名前で生きる」ことです。
働き方がどんどん変わっている世の中なので自分の強みや誰にも負けない個性は持っていた方が良いと思います。会社の名前を背負うのではなく、自分自身の名前で仕事ができるような人になりたいです。
私はピクスタの選考でも、自分で制作していた動画や本、記事コンテンツを「どうだ! 変わり者だろ!!」と胸を張ってアピールしました。私が自分自身につけたブランド、個性をピクスタのメンバーは褒めてくれ、“一緒にコンテンツに触れて、コンテンツを作り出して、どんどん新しいことをしていこう” そう言ってくれたんです。
ほとんどの会社が前職の経験について聞いてくる中で、ピクスタは前職で何をしてたかなんてほとんど触れず、私の将来について一緒に真剣に考えてくれました。
「この人たちと一緒に世界をポジティブにしたい」そう強く思ったことを覚えています。
みんなとことん向き合ってくれる
与えられる裁量の大きさは想像以上でした。
やりたいことがあればどんどん意見が言える環境です。役員もメンバーも関係なくフラットにコミュニケーションが取れる環境にとても感謝しています。とにかくみんな人の話を真剣に聞いてくれて、こっちの投げた球に対して何発も打ち返してくれるような人が集まった会社です。
どうしてそう思うのか、これからどうしていきたいのか。それを一緒になって考えてくれる人に囲まれて楽しく働けています!
びっくりしたこととしては古俣さん(ピクスタ代表取締役)が私のやっている業務内容などを把握してくれていることですね。
ランチでご一緒させて頂いた時に「今こんなことしてるんでしょ。チャット見てるから把握してるよ」と言ってくださり、「社長が私のことを気にしてくれてるの?!」と驚きました。
また、フレックス制度と副業OKということもあり、オンとオフが切り替えられる環境です。会社での仕事のみならず、まさに「自分の名前で生きる」ために個人活動が出来る時間も取れます。デート、合コン、ライブ、レディースデーで映画。どれも人生において重要な予定なので仕事があるから我慢なんて不健康なことはやめましょう。
「今日はちょっと疲れた...」そんな日は早めに帰って鍼治療! 焼肉! ベッドにダイブ! そんな風に自分の気分や体調に合わせて働ける素敵な職場です。
色んな個性的で素敵なメンバーがいるので新しいメンバーもどんどん増えて化学反応が起こせたら良いな。そんな風に思っています!
自分の人生なので気持ちに正直に。時間と引き換えに得られるものが多い環境に皆さんが出会えたら、疲れきった日本社会も変わるんじゃないかと思います。
頑張るたくさんのクリエイターさん、ピクスタを愛してくれるユーザーの皆さん、そして大好きなメンバーと一緒に「才能をつなぎ、世界をポジティブにする」
そんな目標に向かって走っていく最高の人生にしたいです。
(執筆:コンテンツ本部 CAG 大仲萌湖 | 撮影:コンテンツ部CPG 矢島聖也)