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上場企業の社長が語る、今、日本の学生たちに伝えたいこと

 難関大学への現役合格実績日本一を誇る予備校・学習塾の東進ハイスクール。
 その、東進ハイスクールが2020年に開講した、小・中・高生対象のオンライン講座「東進オンライン学校」で配信している特別講義「未来発見講座」に、ピクスタの代表・古俣が講師として登壇しました。

 変化の激しい現代において、自分がどのように生きていくのかを考え、自らの夢や志を育むことを目指して開講された「未来発見講座」で、古俣が語ったこととは……?
 東進オンライン学校登録生徒、全国の東進・四谷大塚に通う生徒、約10万人に向けたメッセージをご紹介します!

テーマは「自分らしく生きる」こと

 今回の講演にあたり、東進ハイスクールを運営する株式会社ナガセのご担当者様からは、
「学生たちに起業家精神を伝えてほしい」と期待を寄せていただいておりました。

 古俣が選んだテーマは「自分らしく生きるために」。
 起業は、古俣が自分らしく生きること、そのものだったからです。

 ここで、皆さんに質問です。
「自分らしく生きる」とはどういうことでしょうか?
 
 好きなこと、苦手なこと、やりたいこと、やりたくないこと。
 そういう自分の正直な価値観を前提に、自分が夢中になれることで、社会に貢献していくこと。それが、自分らしく生きるということだと考えています。

 みなさんも、自分の好きなことは、時間を忘れて没頭できたりしませんか?
 自分の好きなことや得意なことで、誰かに喜んでもらえたら、嬉しい気持ちになりませんか?

 世の中の人みんなが、そんな風に、自分の好きなこと・得意なことで誰かに喜んでもらう生き方ができたら、世界中が今よりもっとポジティブになれるはず。
 それは、誰もが自分が本当にやりたいことを、諦めずに済む世界です。

 ピクスタの「才能をつなぎ、世界をポジティブにする」という理念には、そんな世界をつくりたいという古俣の想いが込められています。

 学生たちにも、ぜひこの世界の一員として、自分らしく生きてほしいという願いを込めて、講義しました。

学生向けに、簡単にビジネスモデルを紹介する古俣。
収録だったのでグリーンバックの前でカメラをみつめながら話すのは、緊張しました。

ピクスタへと至る、古俣の半生

 講義では、古俣の半生を振り返る形でお話しました。

 父に「本なら何を買ってもいい」と言われて、小説も漫画も、夢中になって読み漁った小学生時代。
 楽しすぎて、兄弟たちと徹夜でゲームで遊んだり、バスケットに情熱を捧げた中学時代。
 横道にそれて、ヤンチャしては両親に怒られ、鬱屈した時を過ごした高校生時代。
 目的もなく、ダラダラと過ごしてしまった大学一年目。
 留年し、訪れたイスラエルで、自分が生きてきた世界の狭さを知り、その地で読んだ孫正義氏の半生を記した書籍に衝撃を受けて、人生が180度変わったこと。
 そして、本気で起業家になろうと決意したこと。
 心を入れ替えて、勉強に励み、小さな事業を起こしてみたこと。
 学生インターンとして企業で修行してから、起業し、成功を収めたこと。
 でも、その事業は「自分が本当にやりたいこと」ではなかったこと。

 「自分にしかできない、世の中に新しい価値を提供したい」という”本当にやりたいこと”への気づき。
 自分が心から夢中になれるものは何か。
 自分が得意なことは何か。
 今の社会に、足りていないものは何か。

 考えて、考えて、たどり着いた答えが、ピクスタでした。

 それは、学生時代に夢中になった、小説や漫画やゲーム、写真やイラスト、映画……etc. 「オンリーワンのコンテンツ」を生み出せる人々(クリエイター)に活躍の機会を提供すること。彼らの才能を受け取った人々が満たされること。それが、クリエイターをまたポジティブにする、その連鎖を作り続けることでした。

学生たちに伝えたかったこと

 古俣が、人生を振り返りながら学生たちに伝えたかったことは4つです。

  • やりたいことはなんでも挑戦してみる

  • 自分の直感を信じる

  • 世界を知る

  • 勉強は一生続く

実際に配信した授業映像の一コマ。挑戦したことは、やがて、つながっていきます!

 やってみたいと思ったことは、自分の好き・得意を見つける入口です。やってみたら、実は合わなかったということもわかるし、夢中になれるコトに出合えるかもしれません。
 自分が「苦もなくできること」「夢中になれること」なら、たとえ困難な道程でも、努力を努力と思わずに取り組めるはず。そういう「やりたいこと」に挑戦している時こそ、人が輝く時です。

 そして、「やりたいこと」は、誰に反対されようと、どう思われようと、自分の直感を信じてトライしてみてほしい。
 それは「誰かのせいにしない」ということでもあります。
 失敗も、成功も、自分で決めた道なら後悔もありません。

 様々な国を訪れて文化や価値観に触れれば、日本の「みんなと同じが当たり前」という価値観がすべてではないことにも気づけます。

 誰かに言われたことを渋々やる人生ではなく、自分がやりたいことに前向きに挑戦する人生を歩んでほしい。

 それが、古俣が1番伝えたいメッセージでした。

受講した学生たちの声

 さっそく、受講してくれた小学生たちからはこんな感想が届きました。

一番魅力的だったのがピクスタを作った理由です。自分の趣味を見せるところがなかったから世の中に埋もれている人がいるのではないかと思って作ったのが素敵だと思いました。

小学4年生より

やりたいことは何でも挑戦してみることが大切だということが改めて実感することができた。挑戦することによってこれまで関係がないと思う点が結ばれて新しい発見になることがわかって怖気ついていてはいけないと思った。 

小学5年生より

「やりたいことは何でも挑戦してみる」「自分のことを自分で決めた」という話を聞いて、自分も今までやっていなかった学級委員をやってみたら、自分に少し自信がついてたくさんの人の前に立ってもあまり緊張しなくなった経験があり、自分が少しでもやりたいと思ったら挑戦するのは大切だと思った。

小学6年生より

 古俣が伝えたメッセージが、しっかりと小学生の胸にも響いているようでした!

ピクスタの事業や組織に息づく価値観

 自分がやりたいことに前向きに挑戦する人生を歩んでほしいという古俣の想いは、ピクスタのサービスにも、組織のあり方にも現れています。

 やりたいことをやり続けるためには、時にはやりたくないことへの挑戦も必要です。
 たとえば、写真を撮ることがやりたいことでも、自分の好きなモノだけを撮ればいいわけではありません。苦手でも市場や顧客のニーズをつかむことも必要だし、相手に合わせた提案力や、自己PRだって必要です。

 けれど、それを苦手でやりたくないことと捉えるか、やりたいことにつながる努力しがいのあることと捉えるかは人それぞれです。そのことに気づいて、学ぶことも挑戦することも頑張ることも楽しめる人であってほしい。

 優しいようで、シビアな世界です。

 今、ピクスタは写真やイラスト、動画などの分野で「ビジュアルプラットフォーム」を各種展開しています。もし、こうした分野で「頑張ってみたい」と思う人がいたら、ぜひピクスタが提供する機会にチャレンジしてみてほしいと思います。

 そして、そうした人々に「より多くの機会を提供できる未来を創りたい!」と共感してくれる方は、ぜひ「才能をつなぎ、世界をポジティブにする」仲間として、ピクスタにお越しいただけたら嬉しいです。


(執筆:ピクスタ+編集部)

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