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【デザイナー】社内勉強会をレポート!一体どんなことしているの? -UXデザイン編-

 こんにちは。2018年10月よりピクスタのデザイナーとして入社したデザイン修行中のマリリン(小林)です。

 ピクスタグループのデザイナーは現在6人で日々デザイン業務を行なっています。ここでまずはメンバーについて軽く紹介させていただきます!

PIXTAデザイナー:
・リーダーのお酒大好きパパ宇田川さん
・けん玉大好き高瀬さん
・銭湯大好き河添さん
・筋トレのマリリン(小林)
fotowaデザイナー
・リーダーのDJパパ小川さん
・スヌーピー大好きパパ瀬戸口さん

 このようにピクスタグループのデザイナーはPIXTAとfotowaの2つのサービスに分かれて構成されています。

 メンバーは男性5名、女性1名なのですが……そうです、なんと私が紅一点! 幸いにも先輩のみなさんはとても優しいのでありがたいのですが、個人的には紅二点目の方も来ていただけないかなーと感じている今日この頃……。ピクスタグループでは随時メンバーを募集しております!!                           

 さて、今回はそんなデザイナーチームで行なっている勉強会についてご紹介したいと思います。

勉強会の趣旨

 普段の業務の傍ら、スキルのキャッチアップを目的として週に1回社内で勉強会を開いています。勉強する内容は、デザイナーみんなで興味のあることについて話し合って決めており、今はUXデザインについて勉強中です。

ただいま勉強中!UXデザインって何?

 現在私たちは勉強会でこちらの書籍に沿ってUXデザインを勉強しています。 

 名前のとおり初心者向けの易しい書籍です。理想論がつらつらと書いているのではなく、実践を通してどのようにUXデザインを業務の中に取り入れていったらいいのかが分かりやすく解説されています。

 ところでUXデザインって何なのよ? と思いますよね。

PIXTAに置き換えるとPIXTAサイトの見た目だけでなく、実際にサービスを使う人の 

  • 素材を探す前

  • PIXTAで素材を検索して購入しダウンロードする最中

  • 素材をダウンロードした後

の行動や思考までの一連の流れを設計するというのが”UXデザイン”ということになります。

実際にやってみた! ユーザービリティ評価とは? 

 さて、UXデザインについては上記で説明させていただきましたが、UXデザインを行うにも様々な過程や方法があります。今回のこの書籍で実践的にUXデザインを学べる方法として紹介されている「ユーザビリティ評価」を実際にやってみました!

 で、この「ユーザビリティ評価」も一体全体なんなんだ? と思いますよね?

 具体的には「ユーザーがPIXTAで無事に素材を購入できたか、購入するまでの効率はどうか、購入した後にどのくらい満足してくれたか」の度合いをユーザーの行動を観察して分析することになります。

 まずは計画! ユーザービリティ評価前に……

 さて、上記のユーザビリティ評価を実際に行う前に「計画と設計」を行います。

  • 計画:目標の設定、ペルソナの作成、日程や場所や具体的な被験者の決定

  • 設計:評価範囲の設定、タスクとシナリオの設定、観察ポイントの洗い出し、タイムテーブルの作成、必要な資材の洗い出しetc

などなどユーザビリティ評価が有意義にスムーズに行えるように事前準備をするということですね。

今回私たちが事前に決めた内容はこちらになります。

目標:
実際のユーザーの素材購入方法とそれの妨げになっているものを知る。

ペルソナ:
PIXTAのサービスをある程度知っている人

具体的な被験者:
社内の他部署の方

場所:
社内会議室(レイアウトも考える)

タスク:
社内にてセミナーイベントを開催するにあたり資料用の素材を12枚購入してもらう

観察ポイント:
素材検索する時にどの機能を使うのか?どのタイミングでログインするか?購入した素材はどうやって確認するのか?etc…

タイムテーブル:
環境設定、事前インタビュー、被験者への説明、タスクの実行、事後インタビュー

資材:
PC、ビデオカメラ、タイムキーパー、模造紙、付箋 etc… 

 細かくなりますが、事前にきちんと内容を決めたり認識をメンバーと共有しておくことによってユーザビリティ評価の質が変わる為ここの作業はとても大切になります。

いざ本番! ユーザービリティ評価の実査当日

 事前の計画もバッチリ決まったところで、いざユーザビリティ評価本番です!

 みんなで協力して会場となる会議室の設営をします。

あたたかく見守るリーダー陣 宇田川(左)小川(右)

 会場設営が終わったところで、事前に決めたタイムスケジュール通り被験者への事前インタビューから始めていきます。事前インタビューでは普段PIXTAをどのように使っているかなどを聞きます。

事前インタビューとタスクの説明
被験者によるタスクの実行
被験者の動きをモニターに映して観察

 被験者のタスクが終了したところで事後インタビューを行います。

 この事後インタビューでは観察を通して気になった点を被験者に質問します。

 事後インタビュー後はデザイナーで観察を通して気づいた点をまとめて分析を行いました。

ユーザービリティ評価を終えて

 通常業務だとgoogle アナリティクスやKPIツリーを使ってCVRを見たりと数字だけの分析で終わりがちです。しかしこのように実際のユーザーの動きを観察することでサービスのリアルな使いやすさを測ることができ、新たな発見がありました。ユーザビリティ評価とはUXデザインをする最初の段階です。

 今後もユーザビリティ評価を続けてインプットをし、そこから発見したことをサービス改善としてアウトプットしていきたいと思います。

 今回のこの記事でピクスタのデザイナーの雰囲気やどのようなことをしているのか少しでも掴めていただけたなら幸いです!

 もし少しでも興味を持っていただけたならお話しませんか? コンタクトお待ちしております。

 

(執筆:開発部 デザイナー 小林万梨恵 / 撮影:コンテンツ本部 CPG 矢島聖也)

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