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個性豊かなメンバーとめざす、出張撮影の利用拡大! 新・fotowa事業部長が描く未来

 2021年12月にfotowa事業部の事業企画担当として入社した横澤 尚一。実力が認められ、入社から1年経たずして、事業部長に抜擢されました。

 今回はそんな横澤に、転職時にピクスタを選んだ理由や部長就任前の思い、事業部の今後について、話を聞きました。

横澤 尚一(Shoichi Yokozawa) 
fotowa事業部 部長

新卒時は「社会的影響力が大きい会社」という軸で就職活動をし、大手通信会社に入社。法人営業・商品企画・新規事業の立ち上げなど13年間で様々な業務に携わる。その後、全く新しいことがやりたいとハワイへ。高品質な日本の米や食料品を販売する事業責任者として働く。帰国後、fotowa事業部の事業企画担当として入社。翌年、事業部長に抜擢され、現在、日本中の家族に「何度でも見返したくなる写真」を届けるべく、尽力している。

「なんかいいな、この会社」と入社を決め、入社前日にそのワケと自身の使命に気がついた

――ピクスタとは、どういう基準で転職活動をしていて出会ったんですか?

 仕事探しの軸は、新卒の就活時と同様の「社会的影響力があること」に加え、「商品・サービスを100%の気持ちで薦められること」でした。

 というのも、大手通信会社で働いていた時、携帯電話やタブレット、ロボットなどを扱う中で、販売すればするほど、社会が便利になる一方、負の影響も生まれていると感じていたからです。

 家族団らんの時間に、全員がスマホを見るようになってしまい、会話の時間を奪っていたり。スマホでどこでも仕事ができるようになった分、いつでも働かないといけなくなってしまったり。前職では、このような負の影響が気になるようになってしまい、100%の気持ちで薦められない自分がいました。

 一方、ハワイで働いていた時は、日本のお米を海外に広めることで、衰退しつつある米産業や自然を守ることに繋がっていると確信していました。購入者の方々にも、美味しく、楽しい食事の時間を味わってもらえるので、100%の気持ちで薦められたんです。

 次の転職でも、サービスに関わる全ての人が幸せになれる仕事がしたいと考えました。

――その中で、ピクスタに入社した理由を教えてください。

 面談の時に「何かいいな、この会社」「これは自分がやるべき仕事な気がするな」と感じたんです。面談が進んでいっても、その印象はずっと変わりませんでした。

 私がどうしてそんな印象を抱いたのか、その理由がわかったのは、入社前日でした。入社日の挨拶を考えていた時に、ふと私の家族が毎年の結婚記念日に家族写真を撮っていたことを思い出したんです。急いで実家に行ってアルバムを引っ張り出してみると、最初は夫婦二人から始まり、私・弟・妹が増え、そして成長していく、家族の歴史がそこにはありました。

 忙しない毎日の中では、家族がいる幸せを味わったり、思い出したりすることは、ほとんどないのではと思います。でも、たった一枚の写真が、それを手助けしてくれると思ったんです。

 「いま」家族がいることの幸せに気づいてもらったり、また「いつか」幸せだった日々を思い出してもらったりする。このサービスを通して、日本中を明るくしたいと思うようになりました。

――自分が心の底から良いと思えるサービスや理念をもった会社と出会える機会は、貴重ですよね。

1年弱で事業部長に抜擢! その裏では葛藤も......

――入社後にギャップはありましたか?

 ありません。あえて良いギャップをあげるとしたら、度々、一般社員が経営陣をイジったり、ツッコミを入れたりしていることです(笑)。普通、なかなかないですよね。そういうフラットな雰囲気は、作ろうと思ってもすぐに作れるものではないので、うちの会社の強みかなと思っています。

――fotowa事業部長を任される話が来た時、どのような思いでしたか?

 一つの可能性としてはあると思っていましたが、1年経たずにその話が来たので驚きました。

 これまでも何度か事業責任者を経験し、体力的にも精神的にも大変なことがわかっていたので、葛藤はありました。

 さらに、社運がかかっている事業であることや、年間3万人のユーザー、1200人以上のフォトグラファーのことを考えると、失敗が許されないプレッシャーもあり、怯む思いでしたね。

――そのような葛藤を、最終的にどのように乗り越えて引き受けられたのですか?

 前提として、責任者のポジションは挙手してなるものではないという認識でいます。経営陣や周りから「この人にやってもらいたい」「この人ならきっとできる」と思われて、なるものだと思うのです。

 そんな風に思ってもらえること自体ありがたい話なので、できることなら期待に応えたいと思いました。でも最後は、「ハードな道を選んだ方が未来の自分のためになる」と自分に言い聞かせた感じかもしれません(笑)。

個性豊かなメンバーとともに、全方位を幸せにする仕事を

――fotowa事業部のメンバーについては、どのようにお考えですか?

 メンバーは総勢20名くらいで、みんなキャラクターがバラバラです。得意分野や性格、考え方がそれぞれ違い、まさに私の理想のチームですね。これから試行錯誤をしながら成長をめざしていく中で、どの道に進んでも頼れるメンバーがいるのは本当に心強いと思っています。

――色々な人がいるからこそ、マネジメントは大変ではないでしょうか? 気を付けていることがあれば教えてください。

 「意思決定はリーダー・メンバーにしてもらう」ことを基本としています。日頃から「報連相はいらない」と話してまして、もちろん相談されたら私の考えは伝えるんですが、最終的な意思決定は本人に委ねています。たまに私と反対の意思決定をすることもあって、そういう時は信念を持ってやってくれているなって、うれしくなりますね。

ーーメンバーに任せることが心配になりませんか?

 一緒に働いた一年で、メンバーのポテンシャルは何となく把握できていました。私がやるべきことは、それぞれが意思決定に迷わず、眠っている力を最大限発揮してもらうことだと思っています。

 そのため事業部としての方針は、同じことを、何度も伝えています。また、本当は素晴らしいものを持っているのに、本人が気づいていなかったり、自信を持っていないことについては、全力で伝えるように心がけています。
――仕事をする上で大事にしていることは何ですか?

 「全方位を幸せにすること」が私のミッションだと思っています。
全方位とは、社員、ユーザー、フォトグラファー、会社、株主のことです。責任者に選ばれた以上、常に、その5者にとっていい道を選んでいきたいと思っています。

組織として進化を遂げながら、あらゆるシーンで頼られるサービスになりたい

――fotowaの事業部としての課題は何だと考えていますか?

 総合力を上げることです。例えば集客力、サイトの使いやすさ、フォトグラファーの数、フォトグラファーの質、サポート力などです。その中の一つ二つにリソースを集中すれば成長するようなビジネスではないので、全てを上げていく必要があります。

――課題に向けて、メンバーとどのように取り組んでいきたいですか?

 先ほどの「自ら意思決定する」が定着してきたら、次の段階にステップアップできたらと考えています。それは「自ら仕掛ける」です。

 今あるリソースを元に考えるんではなくて、インパクトの実現のために、予算や人手を上長に要求するようになるといいなと思っています。

 メンバーには、今後40代や50代になったときにも、「選ばれる人材」になってほしいと思っていて。これからどんな時代になっても、またどんな会社に入ったとしても、「インパクトを狙って仕掛けられる人材」は、選ばれ続けると思うんです。

――今後、fotowaをどのようなサービスにしていきたいですか?

 「大切な日の思い出を形に残したい」と考えたご家族から、選ばれる存在になりたいと思っています。

 入社した時から、fotowaの事業拡大のポテンシャルはすごく感じていました。例えば、旅行だったり帰省だったりの思い出を、映像でも残せるようになると、また一つ新しい宝物を届けられると思っています。

 そんな風にあらゆるシーンで頼られる存在になるために、まずは「家族写真」を考えたご家族から選ばれる存在になりたいです。そのために、私の家族がそうだったように、年に一回家族写真を撮ることの素晴らしさを伝えていけたらと思っています。
――fotowaのこれからが楽しみですね!本日はありがとうございました。

(インタビュー・執筆:広報グループ 西由良 / 撮影:fotowa事業部 戸田優輝)


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