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福利厚生と呼ばれる男〜PIXTA VIETNAM代表・小張 亮〜

 みなさま、Xin chào(シンチャオ)! PIXTA VIETNAMの脇山です。本日は、我らがPIXTA VIETNAM代表小張(写真右から2人目)をご紹介いたします。

PIXTA VIETNAM General Director 小張亮
ピクスタ株式会社、創業初期からのオリジナルメンバー。 2007年エンジニアとして入社し、開発部長、海外部長などを務め、2016年5月からベトナム法人PIXTA VIETNAMの代表。

 あまり自分のことについて多くを語らない小張なので、なんともシンプルなプロフィールとなっております。どういう経緯でいちエンジニアから、開発部長、海外部長、そしてPIXTA VIETNAMの代表というキャリアパスになったのか、経緯が気になったので、聞いてみたところ、「自分で狙ってこうなったわけではなく、ピクスタの成長と共に、その都度チャンスが訪れ、それに手を挙げていったら今に至った感じですね。」との回答でした。

 ”成長と共に組織を変化させる”、”手を挙げた人にチャンスを与える”、”メンバーがチャレンジできる環境を整える” そんなピクスタの良さが小張のキャリアパスにも表れているのかなと思いました。

 私から見た小張は、ピクスタの一番の良さである「フラットで風通しの良い環境」を体現している人です。一緒に働いていると、個人のエゴや望みのような発言は一切なく、「ピクスタの理念やビジョンを実現していきたい!」、「メンバーの成長を支援したい!」という熱い想いを感じます。「出世したい! 認められたい!」などの自分のエゴではないからこそ、自ずと道が開けていったのではないかとそばにいて感じております。

ピクスタの福利厚生

 小張は、開発部長時代から複数のエンジニアの間で、「ピクスタの福利厚生」と呼ばれているそうです。「福利厚生? どういう意味だろう?」と皆さま思うかもしれません、私も思いました(笑)

 PIXTA VIETNAMに出向していたエンジニア伊藤に由来を聞いてみると「エンジニアは、良くも悪くも自分のやりたいことや欲が強い人が多い中で、自然と色々な人の意見を受け入れ、否定することなく話に乗ってくれ、実際に実行に移させてくれる人。色々な話が出来て、色々なことが得られる人。それを総称したら”福利厚生”という言葉に行きつきました。」との答えが返ってきました。なんだか納得です。これらを自然体でできる、それが小張の魅力なのだと思います。

年末パーティーにて。年間最優秀メンバー賞に輝いたLinh(写真左)と出し物のために仮装している小張(写真右)

ベトナム人メンバーと共に

 小張は、日頃から「メンバーたちが、代表だからと気負わず、いつでも声をかけやすい雰囲気づくり」を心掛けているそうです。簡単な様にも思えるかもしれませんが、大きく違うところは、それを行うのが、日本ではなくベトナムという事です。

 ベトナム人は、日本人と似た感覚を持っているとよく言われはしますが、そうは言っても日本とは違う文化の中で育ってきた人たちです。時として一筋縄ではいかないことも多く、異文化摩擦に手を焼いて、トップダウンで日本の文化を押し付けようとする日本企業があるのも事実です。

 そんな環境でも小張は、いつも大らかにベトナムの文化を尊重しつつ、ピクスタが掲げる理念に向かって進めるよう促しているからこそ、その気持ちがベトナム人メンバーにも伝わっているようです。

小張が別拠点への出張から帰ってきた日のランチライムは、いつもベトナム人メンバー達からカフェに誘われ、話が尽きません。みんな小張に留守中の出来事を聞いてほしくて仕方がないのです。

バックオフィスのLienに小張の印象を聞いてみました。

 PIXTA VIETNAM設立前から、バックオフィスメンバーとして働いている一番の古株Lienに小張について話を聞いてみました。

 面接の連絡をもらった時、チャレンジしたい気持ちと心配な気持ちの両方がありました。何故かというと当時はまだ会社も設立されておらず、スタートアップ企業のようなものだし、万が一ベトナム進出を失敗したら、仕事を失ってしまうという不安があったからです。ただ、実際に小張と会って話をしたとき、彼の熱い想いを心で感じることができ不安な気持ちが無くなりました。

 この人はただの「社長・上司」という肩書を持つ人ではなく、本当のリーダーになれる人だと思ったのです。

 実は、採用面接をしてもらう際、他に3社から声をかけてもらっていたのですが、それらを断り、小張と共に会社を作っていくことを決めました。今でも、小張への最初の印象は変わらず、私の選択は間違っていなかったなと確信しています。小張はいつも熱心で、メンバー達を励ましています。ただ、自分の考えをもっとみんなに話したほうが良いんじゃないかな!!

PIXTA VIETNAMメンバーに小張について聞いてみました。

like ryo-san (*^▽^*)Best Boss Ever!!!!!!His smiling is charming ( ^ω^ )

  • like ryo-san (*^▽^*)

  • Best Boss Ever!!!!!!

  • His smiling is charming ( ^ω^ )

  • 社長でありながら、技術的な学習や向上心を忘れない人です。40人近い組織になった今でも直接メンバーと技術的なディスカッションをすることもあり、サービス改善に対する熱意が凄いと感じています。

  • ふわっとした雰囲気が話しやすい、福利厚生。

  • いつも親切にしてくれます。2週間に1回、1on1ミーティング(上司と部下との対話の時間)を設けてくれていて、私の希望や、仕事に困ったことを聞いてくれます。ミーティングでは、いつも私を励ましくれます。本当にありがとうございます。

 メンバーからの感想からも、小張の人柄の良さが伝わるのではないでしょうか? ちなみに英語原文の方が雰囲気が伝わりそうな言葉は、訳さずそのままにしてみました。

年末パーティーにて。小張からプレゼントを受け取り喜ぶメンバー達。

日本メンバーにも聞いてみました。

 私は、ベトナムで小張と出会ったため、日本本社勤務時代の事はあまりわからないので、古くから知る日本メンバーにもベトナムに来てからの小張について話を聞いてみました。

  • 昔は、寡黙にパソコンと向き合っているイメージだったが、ベトナムに来てから表情が明るくなり、メンバーと積極的に交流している様子を見るようになった。

  • 日本にいたころは、結構こだわりが強い感じだったが、ベトナムに来てから柔軟性が出てきた。

  • ベトナムに来てから早2年半。異国の地にこんなにも馴染めるタイプだとは想像していなかった。

 ベトナムの人柄、文化、習慣とそれらを受け入れようと小張が努力したことが相乗効果的に働いて、良い変化が起きたようです。
 もし、日本にいてこの記事を読んでいる方で、「自分の性格でも行けるだろうか……。」と不安に感じている方がいましたら、是非挑戦してほしいと思います。日本にいて、頭で考えるよりも、何か良い変化が起きるかもしれません!

メンバーと共にベトナムの民族衣装を着て写真撮影を行う小張(写真左端)。本社時代では考えられなかったことなのだそうです。

 いかがでしたでしょうか? 小張を褒め称えすぎている気もしますが、(これでも削ったんですよ)ベトナム人にとって「会社で一緒に働く上司と同僚は、家族同然! そして家族は一番大切にするものであり、謙遜するために蔑む意味がわからない!」という国で働くものの文章なので、何卒お許しください!

 では、また次回の記事でお会いできることを楽しみにしています。

(執筆:PIXTA VIETNAM User Support / PR 脇山春香/写真:Review team:Phạm Lan、User Support / PR 脇山春香)