ピクスタ+(プラス)| ピクスタの見えないトコまで知るメディア(ピクスタ株式会社公式企業ブログ)

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【社員インタビュー】個人の成長でチームを育て、圧倒的成果で貢献!

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星 直史 (Naoshi Hoshi)
ピクスタ株式会社 プラットフォーム本部 開発部 マネージャー

 SEとして、キャリアをスタート。2012年にピクスタに入社後「PIXTA」の改善改修に従事。開発部Webアプリケーションチームのリーダーを経て、2017年1月より開発部全体を横断的に見るマネージャーに就任。開発部の方針策定や、組織作りに取り組む。

 2012年に入社し、デジタル素材のマーケットプレイス「PIXTA」の開発に従事し、リーダーを経てマネージャーに任命された星直史。プレーヤーからマネジメントレイヤーになるにあたり、大きな変化があったと語る彼に、ピクスタの開発部、組織づくり、今後のチャレンジについて聞きました。


プレーヤーからマネージャーへ。変わったのは自分視点から他者視点

 ――星さんは中途入社ですよね。ピクスタへの転職経緯は?

 前職はSIer業界で働いていました。エンジニアとしてもっとレベルアップしたいと思い、ピクスタに入社したのが23歳の時です。幅広い知識を身に着け、裁量を持てる会社を考えていたところ、ピクスタの1次面接を受け「この会社だ!」と確信して入社しました。

 ――プレーヤー時代はどんなことを考えていましたか?

 エンジニアリングにおいても、サービスづくりにおける貢献度においても1番でありたくて、いかにスキルを伸ばすか、ということを常に考えていました。出勤前、業務後のプライベートの時間は、ほとんどプログラミングの勉強や技術書購読、Webサービス開発などの自己研鑽にあてていました。

 ――かなりストイックですね(笑)。サービスづくりにおける貢献はどんなところで感じていましたか?

 自分が実装した機能によって売上が上がる時です。「この機能は、どのユーザーが何のニーズを満たすために必要な機能なのか?」を考え抜いて実装したものが、ABテストなどでよい結果を得られた時は、ユーザーに価値を提供できたと実感できて、やりがいを感じていました。

 ――その後、リーダーになりましたね。プレーヤーからマネジメントレイヤーになるにあたりどんな変化がありましたか?

 自分=個人の視点から、メンバー=他者へ視点がうつりました。きっかけはスクラムです。  スクラムをやると視点が上がるんです。ファシリテーションをしたり、少し先を見通して議論を進めたり、個人とも向き合ったり...…。これまでのように、1人分の仕事をしていても、仕事の質も量もスピードも変わらないと感じました。

 そこで、トライアルとして自分が業務をする手を止めて、チームメンバーひとりひとりと向き合い、KPTで振り返りを行い、より開発をスムーズに行うためにはどうしたらよいかを考えてみました。サイト改善ではなくチームメンバーの生産性の向上やアウトプットの変化を生み出すことに目を向けてみるようにしたんですね。

 そうしたら、全体の開発スピードもアウトプットも徐々に変わってきました。1人が出せるアウトプットが1から1.1になる。その変化の総和が会社の成長にダイレクトにつながります。全体最適を考える大切さを実感しました。

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個人の成長=チームの成果。個人の成長に寄り添い、会社の成長に貢献できる人でありたい

 ――メンバーひとりひとりと向き合う時にはどんなことに気をつけていますか?

 会社の方向性と、個人の内発的動機のすりあわせが重要だと思っています。例えば「将来どうなりたい」という話は普段なかなか話す機会がありませんし、自分の内に秘めている人もいると思います。頑張る原動力は人それぞれですよね。それを吸い上げて、目標に近づけるようにサポートをすることで、個人の成長を支えたいと思っています。

 なぜそう思うかというと、会社の成長は、結局は個人にいきつくと思うからです。個人の成長が会社全体の大きな力になると思っています。具体的なサポートとしては、メンバーひとりひとりと2週間に1度、1on1を実施して「目標」「成長課題」「この2週間頑張ること」を相談し、次はこれを頑張ろう、と決めています。

 ――個人に寄り添いながら成長のサポートいこうとしているんですね。チームをつくる時にはどんなことを大事にしていますか?

 個人にとってもチームにとっても望ましい状態をつくることを大事にしています。人によって、頭よりも先に手が動いたり、調和を重んじたり、標準化を推し進めるのが得意だったりします。それらの強みを活かせる仕事をお願いすることもあれば、成長課題があるから乗り越えてもらうためにアサインすることもあります。どういう状況下で、どういう意図を持って誰にどんな仕事を任せた方がいいのかを考え、本人にとってもチームにとっても望ましい状態になるように意識しています。

 ――個人もチームも成長できそうなマネジメントスタイルですね。

 そうですね。徐々にですが、変化を感じています。これまでは言われたことをしっかりやり遂げるタイプだったメンバーが、任せた以上に能動的に動くようになった事例があります。また、1on1を実施するごとに振り返りの内容が深くなってきたり、成功体験を「次も活かせるんじゃないか」「他のメンバーに教えよう」という良いサイクルが回っていたりする事例もあり、うまく進んでいる実感があります。メンバーが成長を感じてくれているのが嬉しいです。

 メンバーの成長支援をしていると、個人の時よりも喜びが大きくなるんですよね。プレーヤーの時は、100m走で1位になることを目標であり、喜びでしたが、マネージャーになってからは、フルマラソンをメンバーと伴走して一緒に1位とる、という感覚です。特に、自分の働きかけを通じて、メンバーの成長を実感できると嬉しいです。そうすると、成果もあがるようになります。開発スピードが上がって組織の成長にもつながる。2倍嬉しいです。

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目指すは自律自走のチーム。自分がいなくても個人が考えて動ける組織をつくりたい

 ――ピクスタの開発部はどんなチームですか?

 メンバー同士がフラットで、自分の意見を出しやすい雰囲気があり、建設的な議論をしながら物事を進めています。例えば、開発部のデータベースの知識の底上げを目的に、自主的に輪読会を企画・開催・運営を先導したメンバーや、新メンバーが入社した際に開発環境を構築するフローの自動化に取り組んだメンバーなど、やった方がよいと思うことは、自発的に取り組むメンバーが多いです。

 また、自己研鑽を怠らないメンバーが多いです。日々の自己学習ももちろんですが、任意のメンバーで年1、2回程開発合宿を行っています。自分の知識ポートフォリオに投資することを目的に、業務とは直結しない技術でも学んでよいことにしています。

 ――個人の自主性を尊重し、積極的に奨励しているんですね。今後はどんなチームをつくっていきたいですか?

 自律自走のチームをつくりたいです。リーダー不在のチームが理想です。これは、実質的にリーダーがいないということではなく、メンバーが自律的に動き、リーダーが決断しなくてもチームで最適解を導き出せるという状態です。メンバーが意思決定して自分で進めていく。よくないと思ったらリーダーシップを発揮して自分で物事を動かしていく。そういうマインドと機会があると良いと思っています。

 また、ネットワーク型の組織が理想だと考えています。この人はこの領域が得意で、この人はこの分野が得意、という風に得意分野が個人ごとで異なることが多いです。お互いが得意なことを教え合い、高め合えるチームにしていきたいです。

 ――メンバーひとりひとりがイニシアチブをとっている状態ということですね。今後、ピクスタにはどんなチャンスがありますか?

 今は、国内事業の強化に加え、新規事業や海外展開など新しい動きも増えている中で、「PIXTA」は検索システムの改善や、他言語展開をしていて、サーバーへのトラフィックが比較的多い大規模なサイトです。会社が成長しているフェーズにおいて、システムの観点で理想像を追い求めて、達成までの道筋を描き、実現できるのはエンジニアとしておもしろいと思います。

 ――技術的に今後取り組んでいきたいことはありますか?

 いくつかありますが、特に、検索やビッグデータです。「PIXTA」は長年積み上げてきたデータの蓄積がありますが、その膨大なデータの使い道までは踏み込めていません。これまでは、サイト改善、特に機能追加にフォーカスしていましたが、例えば、このユーザーにはこの商品を提案した方がいいというような、当初予期していなかったことがわかってきたりしていて、宝の山だなと感じています。それらの分野については、取り掛かろうとしているところで、これからがチャレンジです。

(聞き手/執筆:戦略人事部 採用担当 古川朋佳 | 写真:fotowaフォトグラファー 林直幸)